2021年に登場した現行型トヨタ GR86/スバル BRZ。初代から2代目へのモデルチェンジも記憶に新しいなか、早くも3代目の情報が入ってきた。トヨタ主導で開発!? 直3ターボHEV!? スバル自慢の水平対向エンジンはどうなるの!?
※本稿は2023年8月のものです
文/ベストカー編集部、写真/TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年9月26日号
■FRはそのままに、1.6LターボHEVで登場(2025年デビュー)
3代目となる次期GR86の開発が始まっている。編集部にはかなり具体的な情報が入ってきており、GRヤリス、GRカローラに使われている直3、1.6Lターボ+モーターのHEVスポーツになるという。駆動方式はもちろんFRを継続。
GRカローラでは304ps/37.7kgmの1.6Lターボエンジンは、HEVとなる次期GR86ではモーターパワーと合わせたシステム出力で320〜330psを表示することになりそうだ。
プラットフォームも一新される。初代〜2代目(現行型)と続いたスバルのプラットフォームから一転、次期型はトヨタ製を採用。レクサスISのFR用フロアをショートホイールベース化して採用するという情報だ。
トヨタのプラットフォームはTNGAに切り替わっているが、こちらはその前のもの。とはいえ、TNGAの技術を活かしながら改良を続けており、2020年にビッグマイナーチェンジしたISの走りの評価の高さからもわかるように、実力は今なお一級品である。
スバルBRZに関する情報はまだないが、これまでどおり兄弟車として新型が出てくる可能性が高い。2025年発売を目指して開発が続いているとのことで、そうなると2021年登場の現行型はわずか4年のモデルライフということになるが、正常進化となるだけに、ファンも納得の新型となる。
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