トヨタTjクルーザー 12月から先行予約開始!? 緊急情報キャッチ!!

トヨタTjクルーザー 12月から先行予約開始!? 緊急情報キャッチ!!

 2017年の東京モーショーのトヨタブースに出展され、コンセプトカーの中では群を抜いた注目を集めていたTjクルーザーのデビューが近づいてきた。

 発売開始時期は東京モーターショー前か? ショーで公開後か? それともまだまだ時間がかかるのか? 多岐にわたるディーラーに情報網を持つ遠藤徹氏が発売開始時期、市販車の詳細についての新情報を入手。

 それをここで独占的に紹介していく。

文:遠藤徹/写真:TOYOTA、平野学、ベストカー編集部


提案型プロトタイプから市販化

2017年の東京モーターショーで初公開されたTjクルーザー。SUVとバンのクロスオーバーカーという新たなコンセプトを提案するモデル

こいつは絶対売れる!! トヨタの本気Tjクルーザー画像ギャラリー

 Tjクルーザー(ティージェイ クルーザー)は今年の10月発表、発売という噂も出ているが、2020年初めの登場が有力になっている。その前に新型コンパクトSUVが投入されるタイミングを考慮しているためと思われる。

 名前からするとすでに生産中止になっているFJクルーザーの後継となると思われがちだが、SUVとバンを融合させるという新コンセプトでの登場となる。バンの積載性とSUVのダイナミックなフォルムを併せ持ったクロスオーバーカーだ。

 2017年に開催された「第25回東京モーターショー」に参考出品された時点では、トヨタの提案型のプロトタイプ車だった。しかしその後のマーケットリサーチで市場ニーズは高いと判断したものと思われる。

個性的なキャラクター、似た名前からTjクルーザーはFJクルーザーの後継モデルのように感じるかもしれないが、まったく関係ない新型車種となる

C-HRよりも背は高いが小さい

一見デリカD:5のようなエクステリアデザインに見えるが、実は背はそれほど高くなく、前後のオーバーハングが短いのもデザイン上の特長

 Tjクルーザーというネーミングの由来は「TOOL BOX」のTと「joy」のjを組み合わせて命名したとされる。

 ボディサイズは全長4300mm、全幅1775mm、全高1620mm、ホイールベース2750mmと写真で見るよりもコンパクト。実際に同じトヨタのSUVと比較してみると、C-HRの全長4360×全幅1795×全高1550mmに近いサイズだとわかる。

 ただし、全高を上げていること、スクエアなデザインとすることで広くて使い勝手のいい室内スペースを確保していると言える。

TjクルーザーはコンパクトSUVとして人気の高いC-HRよりも全高以外は小さいのは意外だが、3列シート7人乗りをラインナップする可能性は高い

 プラットフォームは次世代のクルマづくりの考え方を取り入れた「TNGA」を採用。

 ちなみにコンセプトが被る三菱自動車のデリカD:5は全長4790mm、全幅1795mm、全高1870mmだからTjクルーザーのほうがひと回り小さい。

 気になる乗車定員は、プロトタイプでは2列シート4人乗りだったが、市販される時は、2列シート5人乗りとなり、3列シート7人乗りがラインナップされる可能性が高い。

 3列7人乗りがラインナップされるとなれば、デリカD:5は格好のライバルとなる。

SUVとミニバンのクロスオーバーカーという世界中にライバル不在の三菱デリカD:5。Tjクルーザーに3列7人乗りが出れば格好のライバルとなる

オフロードの走破性はアピールポイントのひとつ

 パワーユニットはプリウスと同じ1.8L+モーターのハイブリッドとRAV4にすでに搭載されている新開発の2L、直4DOHCのダイナミックフォースエンジンが搭載される。ただしRAV4に搭載される2.5Lハイブリッドの可能性も捨てきれない。

 駆動方式はFFと4WDの組み合わせとなる。ガソリンモデルとハイブリッドでは4WDシステムが差別化されるのはRAV4と同じで、ガソリン車はダイナミックトルクベクタリングAWD、ハイブリッドはE-Fourを採用する。

ガソリンモデル、ハイブリッドともオフロードの走破性の高さで高い評価を得ているRAV4。そのシステムがTjクルーザーにも搭載されるので実力は確か

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