ヤリスクロス、スイスポの中古どう? プロが選んだ「ベスト20」中古車情報 2020年版

■9位 トヨタ ハリアー(2020年6月登場)

●ガソリンFF車なら、未登録車の在庫も豊富。狙い目だ

 元祖、街乗り上級SUVのハリアー。その世界観は、まさに現代のハイソカーだ。流通台数は多いが、ほぼガソリンのFF車。こちらはグレードも自由に選べる。

 また登録済み未使用車だけでなく、未登録車の在庫も豊富。その一方、ハイブリッド車と4WD車は激レアで、現状だと新車がベター。

 また人気車だけに、強気の価格のものも見られるので、オプション内容の確認に加え、新車購入の総額ともしっかり比較し、お得なほうを選びたい。

トヨタ ハリアー(2020年6月登場)
トヨタ ハリアー(2020年6月登場)

●新車価格:299万~504万円 → 中古車相場価格:250万~570万円/流通量:3

■11位 トヨタ GRヤリス(2020年9月登場)

●導入記念限定車のため価格高騰! 中古は先のお楽しみダネ

 モリゾウのこだわりが生んだホットハッチ「GRヤリス」は、ヤリスとは別物と捉えるべきマニア向きの一台。

 まだ発売間もないだけに中古車は極わずか。ほとんどが導入記念限定車最上位「RZハイパフォーマンス1stエディション」の登録済未使用車や小走行車となる。そのため割高なプレミア価格に!

 カタログモデルとの性能面の差はないので、新車のほうがオススメ、と判明。ほかの仕様も選べ、現在の納期目安も2カ月程度だ。

トヨタ GRヤリス(2020年9月登場)
トヨタ GRヤリス(2020年9月登場)

●新車価格:265万~456万円 → 中古車相場価格:440万~580万円/流通量:1

■12位 トヨタ ヤリスクロス(2020年8月登場)

●お得感は薄いが、好みの仕様が見つかれば買うべし

 お手頃価格も話題の小型SUV。ヤリスベースだが、後席と荷室の使い勝手が飛躍的に向上。先進の運転支援機能も充実している。人気車だが、意外と登録済み未使用車は多い。

 ガソリンのFF車なら、好きなグレードが選べるほど。しかし、ハイブリッド車は流通全体の3割と少ない。

 また4WDは、いずれの仕様も希少。しかし、新車納期が長いため、好みの仕様が見つかれば購入の検討の価値あり。ただし、お得感は薄い。

トヨタ ヤリスクロス(2020年8月登場)
トヨタ ヤリスクロス(2020年8月登場)

●新車価格:179万8000~281万5000円 → 中古車相場価格:160万~320万円/流通量:2

■13位 ダイハツ ロッキー&トヨタ ライズ(2019年11月登場)

●登録済み未使用車「ライズX S」は130万円台から!

 ダイハツ生まれの手頃なサイズと価格のSUV。ロッキーとライズの違いは、基本的にはデザインのみだが、昨年の新車販売はロッキーの4倍もライズが売れ、年間2位に。

 しかし流通台数は、いずれも潤沢。4WDは全体の2割以下と少ない。人気車ながら、お得な登録済み未使用車もあり、例えば、「ライズX S」は130万円台から!

 また中古車ならどちらも最上級グレードが、200万円以内で狙えるのも魅力的だ。

ダイハツ ロッキー&トヨタ ライズ(2019年11月登場)
ダイハツ ロッキー&トヨタ ライズ(2019年11月登場)

●新車価格(ライズ):167万9000~228万2200円 → 中古車相場価格:130万~260万円流通量:5

■15位 スズキ スイフトスポーツ(2017年9月登場)

●昨年改良されたが走行性能面は同じ。ならば中古は買い!

 新車でもコスパがいいスポーツカー。ターボ化で高性能となった現行型は、紛れもないホットハッチだ。

 流通数も多く、MT車も潤沢。2020年改良の新車との違いは、主に運転支援機能の進化。走行性能の差はなく、従来型の運転支援機能の内容や非装着車でもよければ、中古車がお得。

 また、すでにマイチェン後の登録未使用車もチラホラ。ただ激安車は修復歴アリなので、特に注意を。AT車が少し割安の傾向のようだ。

スズキ スイフトスポーツ(2017年9月登場)
スズキ スイフトスポーツ(2017年9月登場)

●新車価格:187万4400~214万1700円 → 中古車相場価格:100万~220万円/流通量:4

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