何のため&誰のために作った!? なくても困らないかも…といわれがちな[悲しい装備]6選

何のため&誰のために作った!? なくても困らないかも…といわれがちな[悲しい装備]6選

 クルマの装備のなかには「コレって本当に必要?」と思ってしまうものも少なくない。無用の長物かはたまた今後の定番となるのか、無駄と思われがちなクルマの装備を追ってみた。

文/井澤利昭、写真/日産、レクサス、三菱自動車、写真AC、アイキャッチ画像/Tesla, Inc.

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見た目は抜群! でも操作感は…「ヨーク型ハンドル」

何のため&誰のために作った!? なくても困らないかも…といわれがちな[悲しい装備]6選
ハンドルとタイヤが物理的につながっていない「ステア・バイ・ワイヤー」を採用することで実現したレクサスRZのヨーク型ハンドル。見た目のインパクトに加え、ハンドルの切れ角は左右それぞれ最大約150度と、一般的なクルマより圧倒的に少ないのもその特徴だ

 クルマのハンドルといえば昔から正円型というのが常識。ところがここ最近、D型や楕円型といったい異形のハンドルを採用するクルマが増えてきている。

 そんななかでも、際立って変なカタチなのが「ヨーク型ハンドル」だ。

 ヨーク型ハンドルとは、飛行機やSF映画に登場する宇宙船の操縦桿のような形状のハンドルのことで、テスラのモデルSやレクサスRZ、トヨタのbZ4Xなどで採用されている。

 ハンドルの上側がないスッキリとした構造のためドライバーの視界を妨げるものがなく、運転に集中できるのがそのメリット。

 いっぽうで握れる部分が限られているため、ハンドルを大きく回す必要がある場合には操作がしづらくなるというデメリットもある。

 そのデメリットを打ち消すため、レクサスRZやトヨタbZ4Xではクルマの速度域や舵角に応じてハンドル操作に対する反応が変わるVGS(可変ステアリングホイールギヤシステム)を搭載している。

 見た目のインパクトこそ強烈ではあるもの、そこまでしてヨーク型ハンドルが必要なものかと言われると少々疑問に思ってしまうのが正直なところ。

 素直に丸いハンドルにすれば……というのは、考え方が古いのだろうか?

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鳴り物入りで登場も、あまり普及していない!?「デジタルアウターミラー」

 2018年に量産国産車として初となる装備としてレクサスESに採用され、一時は大きな話題となったクルマの装備が「デジタルアウターミラー」だ。

 鏡に反射させた像を見て後方を確認する、一般的な光学式アウターミラー(いわゆるサイドミラーやドアミラー)とは異なり、通常ドアミラーなどがある位置に取り付けられたカメラで撮影した後方の映像を、車内のディスプレイに表示するシステム。

 後方確認の際の目線の移動が少なくてすむという点や、ゆがみの少ないクリアな視界を確保できること、夜間など暗い場所でも映像の明るさが調整されるため見やすいといった点などがメリットとされている。

 またカメラユニットは通常のドアミラーと比較して小さいため、斜め前の視界がより見やすくなるのもその利点だ。

 いっぽうで、車内にとってつけたようなディスプレイが増えることによる違和感や、映像ゆえに後方との距離感がつかみにくいというデメリットもあり、その後2020年に登場したホンダe以外の市販車では、いまのところ搭載するクルマは出てきていないのが現実。

 そして何より「普通のミラーで事足りるのでは?」と、思われてしまう点があまり普及が進まない理由かもしれない。

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ムード満点! でも慣れると感動も薄れちゃう?「アンビエントライト」

 数あるクルマの装備のなかでも、ここ数年で大きく進化したもののひとつが照明やライト類ではないだろうか。

 消費電力が少なく明るいLEDは、コストダウンが進んだこともあって急速に普及し、ヘッドライトをはじめとする灯火類には多くの車種でLEDが採用され、今や当たり前のものとなってきている。

 室内照明も同様で、近年ではルームランプなどにLEDを採用するクルマが増えてきている。

 そのLED車内照明をさらに進化させたのが「アンビエントライト」や「イルミネーション」と呼ばれる間接照明だ。

 これらは、ダッシュボードやエアコンの吹き出し口、シートモールといった部分に張り巡らされたLED照明のことで、メルセデス・ベンツやBMWといった欧州メーカーは特に力を入れている。

 そのメリットは、やはり車内を華やかに演出できること。LEDの特性を利用し、その時の気分やシチュエーションによって、自分好みに照明の色で変更したり、光らせ方を変化させることができるものもある。

 とはいえ、日常のなかでそうした光の演出が必要となるシーンが頻繁にあるかというと、“?”というのが正直なところ。

 最初はもの珍しさでいろいろなカラーの照明を試すものの、しばらくすると飽きて使わなくなった……いう人も多いのではないだろうか。

 夜間など暗い車内で小銭を落とした時などには便利かもしれないが……。

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