ちょっと誰かアウディの勢いを止めて~!! A5に続いて出た新型A6アバントが激カッコいい件

ちょっと誰かアウディの勢いを止めて~!! A5に続いて出た新型A6アバントが激カッコいい件

 アウディが新車ラッシュだ。日本で新型A5がデビューしたと思ったら、今度は本国でエンジン車のA6アバントがヴェールを脱いだ。A7を名乗ると思われた車名はA6のまま。メルセデスEクラスやBMW5シリーズと渡り合う戦略モデルだけに、ものすごいカッコええのよ!!!

文:ベストカーWeb編集部/写真:Audi

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歴代A6最高のCd値0.25を達成!

鋭い目つきにメロメロ。これが新型A6アバントだ!
鋭い目つきにメロメロ。これが新型A6アバントだ!

「BEVは偶数、ICE(内燃機関)は奇数」というルールに則って、2024年夏にBEVモデル「A6 e-tron」をデビューさせたアウディ。ところが2025年2月、そのルールを撤回し、従来通りのサイズとポジショニングによる車名が復活することとなった。

 これによってA6改めA7となるはずだったアウディのEセグ内燃機関セダンとステーションワゴン(アバント)は、e-tronと同じA6を名乗ることに。BEVとICEは車名の後ろに付く「e-tron」や「TFSI」「TDI」といったパワートレインコードで区別するという。

 まあそこらへんの事情は置いといて、姿を現したA6アバントは目まいがするほどカッコいい。

 一見「新型A5の上位互換か」といいたくなるほど似ているのだが、バンパー下端まで届く大き目のシングルフレームグリルなど、フォーマル感をさりげなくアピールしている。ボディ後方もA5より大きく張り出し、テールライトの造形には先代(日本では現行)A6の面影も感じられる。ちなみにCd値は歴代最高の0.25だという。

 アウディがこだわる灯火類だが、A5同様インテリジェント化が進んだ。LEDのエレメント数が増えたため、デイタイムライニングライトの発光パターンが増えたり、開錠/施錠時のライトアニメーションも高度化しているはずだ。

ホイールベースはA5と32mmしか違わないが……

テールランプには先代A6の面影も残した
テールランプには先代A6の面影も残した

 ボディサイズだが、全長4.99m、全幅1.88m、全高1.66mだから、わずかに伸びた全長を除けば先代モデルと大きな違いはない。意外なのはホイールベースで、2927mmという数値はA5(2895mm)と32mmしか違わない。同じPPCというプラットフォームを使った故の結果だろうか。

 とはいえボディ全体でみると、A6アバントのゆとりは揺るぎない。とりわけ顕著なのは荷室で、A5アバントの476Lに対し、A6アバントは503Lと27Lも広い。後席を倒すとこの差はさらに拡大し、A5アバントの1424Lに対し、A6は1534Lの荷物を飲み込む。

 パワーユニットだが、発売時点では3種類をラインナップする。パワーの順に並べると2L直4ガソリンターボ、2L直4ディーゼルターボ、3L・V6ガソリンターボだが、後者2基は18kWのモーターを組み合わせたMHEV(マイルドハイブリッド)となる。MHEVモデルは一定の距離をEVモードで走行することができるほか、完全電動パーキングも可能だという。

 駆動方式は直4ガソリンがFFのみ、ディーゼルはFFとクワトロが選べて、V6モデルはクワトロのみとなる。パワーユニットのスペックは順に150kW(204ps)/340Nm、150kW(204ps)/400Nm、270kW(367ps)/550Nmだ。

 アウディA6は現行モデルでも乗り心地のよさに定評があったが、新型はいっそう磨きをかけたようだ。Sラインではスポーツサスペンションが標準となり車高が20mmダウンするが、オプションの「アダプティブエアサスペンション」を選べば、乗り心地と運動性能の双方が両立した走りも楽しめるという。

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