新型輸入車の日本導入は新型コロナウイルス禍の影響をもろに受けており、現在は予定より遅れてニューモデルが続々と登場しているような状況だ。こうした傾向は今後もやはりしばらくは続きそうな気配。
今後1~2年で日本に導入されそうな輸入車といえば、VWゴルフに代表されるミドルクラス、世界的に人気となっているSUVに加え、ベンツSクラスなどの高級車に電気自動車あり、スーパーカーありとバラエティ豊か。
今後のカーライフを考えるなら、これからやってくる(かもしれない)新型輸入車を知っておくのは悪いことではない。どんなクルマが出てくるのか? 総勢22台(+α)をチェック!
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※本稿は2020年9月のものです
文/永田恵一、写真/ベストカー編集部ほか
初出:『ベストカー』 2020年10月26日号
■01/メルセデスベンツ NEW Sクラス(2021年夏デビュー)
ベンツSクラスは、9月2日に登場した新型モデルで7代目となる。ボディサイズは全長5179mm(ロングホイールベース5289mm)×全幅1954mm×全高1504mmとさらに拡大された。
ここまで大きいと日本では取り回しが心配になるが、全幅はオプションの格納式のドアハンドルを装着すると33mm狭まり、こちらもオプションとなる4WS装着車だと最小回転半径も大幅に小さくなるなど、抜かりない。
パワートレーンは9速ATと組み合わされる3L直6のガソリンターボとディーゼルターボでスタートし、遠くないうちにV8やプラグインハイブリッドも追加される予定だ。
安全装備&運転支援システムもベンツの最新フラッグシップだけに世界最先端のものがテンコ盛りだ。
■02/アウディ NEW A3セダン&スポーツバック(2021年春デビュー)
VWゴルフのアウディ版となるA3はハッチバックのスポーツバック、セダンともに1.5L直4ガソリンターボと、2種類の2L直4ディーゼルターボを搭載。
またレーンチェンジアシストの追加など、安全装備の充実も着実だ。日本導入は本国で先に登場したスポーツバックからということになるだろう。
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