BMW、ベンツ、アウディ…これからでてくる最新輸入車 22選

■15/ジープ グラディエーター(2021年春デビュー)

 ラングラーの全長を5539mmに延長し、ボディ後方をピックアップトラックとしたモデル。

 エンジンは285馬力の3.6L V6で、アメリカ本国では8速ATに加え、6速MTも設定される。

 特に日本ではなじみのない超マニアックなモデルだが、ハイラックスの成功も参考に限定でもいいから導入してほしい。

ジープ グラディエーター→
ジープ グラディエーター→
→全長が長いだけに充分な荷台を確保しながら、リアシートも不便なく使える広さを備えている
→全長が長いだけに充分な荷台を確保しながら、リアシートも不便なく使える広さを備えている

■16/ジープ グランドワゴニア(2021年春デビュー)

 グランドワゴニアは1991年まで30年近く作られたフルサイズSUVで、つい最近復活に向けたコンセプトカーが発表された。

 復活したグランドワゴニアもフルサイズの3列シートSUVで、高級感あるインテリアやプラグインハイブリッドの設定など現代的ながら、ジープらしい高い悪路走破性を備えるなど、魅力度は高い。

ジープ グランドワゴニア。→
ジープ グランドワゴニア。→
→高級感とジープのブランドイメージの高さにより、プレミアムSUV界の新風となりそうだ
→高級感とジープのブランドイメージの高さにより、プレミアムSUV界の新風となりそうだ

■17/フォード NEW ブロンコ(2021年冬デビュー)

 ボディサイズは拡大しながらも、常に悪路走破性を重視した本格クロカンSUVだったブロンコが復活した。

 復活したブロンコは日本車で例えるならFJクルーザーのような存在で、2ドアも設定。

 また悪路走破性を高めたグレードや7速MTも設定するなど全体的に非常に高い趣味性を備えており、何らかの形での日本導入が期待されるモデルだ。

フォード NEW ブロンコ→
フォード NEW ブロンコ→
→エンジンは2.3Lと2.7Lの直4ターボを搭載。初代ブロンコを現代的にしたデザインも魅力的だ
→エンジンは2.3Lと2.7Lの直4ターボを搭載。初代ブロンコを現代的にしたデザインも魅力的だ

■18/VW ID.3(2022年デビュー)

 ID.3は将来ゴルフの後継車的存在となることも想定されている、日本車で例えればリーフ級の電気自動車だ。

 電気自動車で気になるバッテリー容量は45、58、77kWh‌の3つが設定され、バッテリー容量が大きいほどモーターの出力も強力になる。

 床下に重いバッテリーを積むだけに、シャープな走りや高い快適性なども期待できるに違いない。

VW ID.3。→
VW ID.3。→
インテリアは電気自動車なのを生かし、シフトレバーもないため収納スペースも豊富だ
インテリアは電気自動車なのを生かし、シフトレバーもないため収納スペースも豊富だ

■19/フォード マスタングマッハE(2022年デビュー)

 かつてのマスタングの最強モデルだった「マッハ1」を思い出させる車名を持つマスタングマッハEは、テスラモデルYに対抗する電気自動車専用のクーペルックのミドルSUVである。

 最強モデルのパフォーマンスは0-100km/h加速3秒半ばと強烈で、航続距離は一番長いもので480km、充電も急速充電なら60分で済むなど、高い実用性も備える。

フォード マスタングマッハE。クーペルックということもあり、SUVながらマスタングの名に相応しい美しさも持つ
フォード マスタングマッハE。クーペルックということもあり、SUVながらマスタングの名に相応しい美しさも持つ

■20/BMW NEW 4シリーズ(2021年春デビュー)

 4シリーズはセダンの3シリーズをベースにしたフル4シータークーペだ。

 新型モデルは3シリーズとはインテリアの細部が若干異なるほか、サスペンションのセッティングも専用になるなど、3シリーズとの差別化は多岐にわたる。

 バリエーションは3L直6ターボのM440iでスタートし、今後ディーゼルやM4も加わる予定となっている。

BMW NEW 4シリーズ→
BMW NEW 4シリーズ→
→エクステリアでは拡大されたキドニーグリルが目を引き、リアビューも流麗なものとなっている
→エクステリアでは拡大されたキドニーグリルが目を引き、リアビューも流麗なものとなっている

次ページは : ■21/キャデラック XT4(2020年末デビュー)

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