■09/VW NEW ゴルフオールトラック(2020年末デビュー)
ゴルフオールトラックはゴルフヴァリアントの最低地上高を上げるなどしたクロスオーバーだ。
クロスオーバー化以外は基本的にゴルフヴァリアントに準じたフルモデルチェンジだが、全グレードが採用する4WDは大幅に性能が向上。
高い最低地上高との相乗効果で日本の雪国でも頼もしい相棒になりそうだ。
■10/VW アルテオンシューティングブレーク(2021年春デビュー)
オシャレな4ドアクーペであるアルテオンに加わったステーションワゴンのシューティングブレークは、その優雅さがさらに際立つモデルである。
パワートレーンはアルテオン同様の280馬力の2Lターボ+7速DSGとなる4WDだ。速さと高いスタビリティによるスポーツワゴンという点も大きな魅力だ。
■11/DS DS9(2021年春デビュー)
DS9はシトロエンとしてはC6以来となる大型セダンである。
パワートレーンは1.6L直4ターボ+8速ATにモーターを加えたプラグインハイブリッドで、システム出力はFF/250馬力、4WD/360馬力と強力だ。
歴代の大型シトロエンに通じる雲に乗っているようなしなやかな乗り味も、現代的な技術で実現しているに違いない。
■12/メルセデスベンツ マイバッハGLS600(2021年夏デビュー)
ベンツにおける超高級ブランドのマイバッハのラインナップに加わったGLS600はベントレーベンテイガなどをターゲットにした超高級SUVだ。
押し出しあるエクステリアに加え、5人乗り仕様を基本にシートが独立した4人乗り仕様も設定される。
また後席用のモニターなどが付くラグジュアリーなインテリアも大きな魅力だ。
■13/ロールスロイス NEW ゴースト(2020年末デビュー)
ファントムの一車格下となるゴーストは、ロールスロイスとしては量販車となる4ドアセダンだ。
フルモデルチェンジでファントム、カリナンに続くアルミスペースフレーム・アーキテクチャーを採用し、エンジンは6.75LのV12ツインターボを搭載。
サスペンションも新設計されており、ロールスロイスらしい快適性の高さも一層の磨きがかかっている。
■14/アルファロメオ トナーレ(2022年デビュー)
トナーレは昨年のジュネーブショーに、同じ名前で出展されたコンパクトSUVとなるコンセプトカーの市販版だ。
現時点では基本コンポーネンツがFCA系なのか、PSAとの合併もありPSA系のものなのかは明らかにされていないが、アルファロメオ初のプラグインハイブリッドとなることは公表されている。SUVでも熱い走りを期待したい。
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