■21/キャデラック XT4(2020年末デビュー)
XT4はキャデラック初となるミドルSUVで、ベンツGLCなどがターゲットとなるモデルだ。
パワートレーンも気筒休止機能を持つ新開発の2L直4ターボに9速ATを組み合わせるなど、新世代のものとなっている。
またXT4は日本での価格が500万円台からと示唆されており、キャデラックとしては買いやすい点も大きな魅力となりそうだ。
■22/キャデラック NEW エスカレード(2021年春デビュー)
5代目となるエスカレードは新しいプラットフォームの採用、リアサスペンションの5リンクリジッドからマルチリンクへの変更、新しいエアサスが設定されるなど、走行性能の乗用車化が進んだ。
エンジンも伝統の6.2L V8に加え、3L V6ディーゼルターボも加わるなど、環境対応も配慮されている。
リアオーバーハングを延長したロングボディもあり、こちらは大きな荷物を積みたい人に向きそうだ。
【番外コラムその1】630馬力、2650万円! これぞザ・スーパーカー! マセラティMC20正式デビュー
MC20はマセラティとしては2004年登場のMC12以来となる、モータースポーツ戦線も想定されたスーパーカーで、日本でも公開されている。
MC20は8速DCTと組み合わされる最高出力630馬力、最大トルク74.5kgmの3L V6ツインターボをミッドに搭載する2WDのスーパーカーなのだが、新開発となるこのエンジンはマセラティとしては20数年振りの自社開発となるものだ。
車重は1500kg以下となるため、パワーウエイトレシオはスーパーカーの中でもトップクラスとなる2kg台と非常に小さく、0-100km/h加速2.9秒以下、最高速325km/h以上というパフォーマンスを備える。
ヨーロッパ向けの生産開始は今年度末で、日本での価格は2650万円だ。高価だが、まわりのスーパーカーの価格を見れば、性能や内容に見合ったものなのは確かだ。
【番外コラムその2】アストン初のSUV 4L、V8ツインターボ搭載! アストンマーティンDBX予約受付中!!
DBXはアストンマーティン初のSUVである。SUVといってもアストンマーティンだけに、DBXのコンセプトはズバリ「スポーツカーとAUVの結合」だ。
そのためプラットフォームはSUV用に新開発されたものを使い、ボディは他のアストンマーチン同様の軽量かつ高剛性を実現するアルミを接着する方法で生産される。
パワートレーンはベンツ製の4L V8ツインターボ(550馬力&71.4kgm)+9速ATを搭載し、0-100km/h加速は4.5秒とスポーツカー級だ。
またDBXはオンロード用3つ、オフロード用2つとなる合計5つの走行モードを備え、どんな路面にも対応する。
価格は2299万5000円と高価だが、1台でスポーツカーとSUVを兼ねられると考えれば、高くないのかもしれない。
【画像ギャラリー】計48枚!!! メルセデス BMW アウディ VW…日本導入も期待大の22モデル+αをギャラリーでチェック!!!
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