バカ売れ必至のジムニー5ドアだが、気になるのが日本導入時期。それと価格。一体どの程度の値段となるのか!? コスパの鬼が勝手に大予想!! 200万円台かもよ~。
文:渡辺陽一郎/写真:ベストカーWeb編集部
■15年前比で最大1.4倍!! 止まらない新車価格高騰
今は国内市場を含めて、SUVの人気が世界的に高い。そのためにトヨタ クラウンクロスオーバー、日産 エクストレイル、マツダ CX-60、スバル クロストレックなど、各メーカーから新型SUVが活発に発売されている。
SUVの中で売れ行きの好調な車種は、トヨタのヤリスクロス/カローラクロス/ライズ、ホンダ ヴェゼルなど、ボディのコンパクトな車種だ。全長を4500mm以下に抑えたSUVなら、混雑した街中でも運転しやすい。価格も割安だ。
特に今は、クルマの価格が15年ほど前の1.2~1.4倍に高まった。ミニバンなども含めて、価格の割安なコンパクトな車種に人気が集中している。
■5ドアになっても悪路走破性は不変!! ジムニーらしさ満載
そこで注目される新型SUVが、先ごろインドで公開されたジムニー5ドアだ。ジムニーの小型車版となる3ドアのジムニーシエラをベースに、ボディを伸ばして5ドア化されている。
ジムニー5ドアのサイズは、全長3985mm×全幅1645mm×全高は1720mmで、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2590mmとされる。3ドアのジムニーシエラに比べると、5ドアは全長が435mm、ホイールベースは340mm拡大された。全幅は変わらず、全高も5ドアが10mm低い程度だから、5ドアは全長とホイールベースの拡大版と考えれば良い。
5ドアでは、荷室の両側に縦長のサイドウインドーも装着した。ボディ側面のウインドーが3分割される「6ライト」の外観に仕上げている。
悪路走破力にも配慮され、最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)は3ドアと同じ210mmだ。悪路の急斜面を登り始める時の走破力に影響を与えるアプローチアングルは36度、急斜面を下り終えた時に効果を発揮するデパーチャーアングルは50度と十分に確保され、この数値は3ドアと共通だ。
下まわりの擦りにくさを示すランプブレークオーバーアングルは、ホイールベースの拡大により、3ドアの28度に対して5ドアは24度と減っている。それでもSUV全般で見ると、ジムニー5ドアはデコボコを乗り越えやすい。
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