くたびれ愛車リフレッシュ計画 あの頃のミリョクをもう一度取り戻す!

■愛あればこそ!!20万円プラン

 最後に20万円以上のプランを紹介しよう。この金額になるとできることも一気に増えるぞ。新車の輝きが蘇る「オールペン(全塗装)」と、定番だからこそ抑えておきたい「ホイール&タイヤ交換」なんてどうだろう?

【メニューA オールペン(全塗装)】
 クルマの外装は、風雨や紫外線にさらされ、劣化して艶が失われていく。長い年月が経つと洗車キズや凹みなども増え、丁寧に洗車をしたり、ワックスやコーティングをかけたりしても新車のような艶は戻らない。そんな時の最終手段が「オールペン(全塗装)」だ。再塗装して、新車同様の輝きを手に入れようというリフレッシュの最上級プランと言ってもいいだろう。

部分的な塗装もアリだ。例えばRC Fのようにボンネットとルーフの色を変えるのもカッコいい
部分的な塗装もアリだ。例えばRC Fのようにボンネットとルーフの色を変えるのもカッコいい

 純正と同じ色で塗り直すもよし、別のボディカラーに塗り替えるもよし、オリジナルカラーを調色してもらってペイントするもよし、どんなボディカラーにするかはあなた次第! 価格は、使う塗料や方法、車種によってもさまざまだが、ドアやボンネット、ガラスなどのパーツを外さずに行う簡易的なオールペンなら20万円前後で実現可能だ。

【メニューB ホイール&タイヤ交換】
 大径ホイールに交換すれば見た目もオシャレになり、ハイグリップタイヤを履けば走行性能も大幅にアップ! もう少しすれば、夏タイヤに履き替えるので、ホイール&タイヤ交換はどうだろう?
 ちなみにスポーツ系で絶大な人気を誇るレイズ「ボルクレーシングTE37SL」は、18インチで1本7万円前後。ブリヂストンのフラッグシップタイヤ「RE─71R」は18インチが4万〜8万円。有名メーカーのホイール&タイヤは値段も張るが、価格以上の満足感が得られる。

ベストカーの社用車、ハスラーもホイールとタイヤの交換で足回りがリフレッシュしたぞ
ベストカーの社用車、ハスラーもホイールとタイヤの交換で足回りがリフレッシュしたぞ

 そのほか、年月が経つと車内のヤレも目立ってくるので、オールペンのように内装張り替えも効果的だ。例えば、内装張り替え専門店「ロブソンレザー」で内装すべて張り替える場合、50万円が相場になる。ステアリングやシフトブーツなど、部分的な張り替えも可能なので、予算に合わせて相談も可能だ。

■愛車リフレッシュ どこにお願いする?

 愛車リフレッシュプランを紹介してきたが、気になるメニューはあったかな?10万円以上の予算になると二の足を踏んでしまうが、部分的なリフレッシュなら1万円でもやれることはたくさんあるので、ぜひ試してほしい。

 そこで気になるのが、どこに作業依頼するか。車検整備であれば、ディーラーや整備工場に依頼できるけど、こういったリフレッシュプランは対応できないことも多い。第一候補はオートバックスのような量販店だ。量販店なら取り扱い商品も多く、取り付け作業も行っているので安心。

 少しでも低予算でという場合は、DIYでチャレンジするというのも手。ブレーキや足まわりは難しいが、ちょっとしたパーツなら自分で取り付けることで愛着も湧くはずだ。特殊な作業はプロショップに依頼しよう。

【画像ギャラリー】購入時の魅力を取り戻すためのメンテナンス用品一挙公開!!


 「くたびれ愛車リフレッシュ計画 あの頃のミリョクをもう一度取り戻す!!」は2月10日発売『ベストカー』(2021年3月10日号)の掲載記事です。

 2021年3月10日号では、ほかにも気になる記事が盛りだくさん。渾身の集中BIG特集「読者の知りたい情報全部載せSCOOPスペシャル─ワクワクが止まらない全11モデル登場─」や、脱ガソリン車時代への提言をまとめた「電動化は公共交通機関からにせよ!」、自動車業界の変化を俯瞰した「『それ』のあとどう変化したか?クルマ界前と後」、人気連載「テリー伊藤のお笑い自動車研究所」など幅広い世代が楽しめる読み物を掲載しています。

『ベストカー』(2021年3月10日号)の購入はこちら

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!