アルファードの勝因と新型の行方 毎月1万台以上売れて快進撃が止まらないワケ

■「これまで扱っていなかった店が」証言2:首都圏ネッツ店営業担当者

 最近、販売実績でヴェルファイアがアルファードに大きく引き離されているのは、次のフルモデルチェンジでアルファードに1本化されるという情報が流れ、お客さんがヴェルファイアの購入をためらう傾向が強まっているからだ。

 特に2020年5月からトヨタ車の全店併売態勢となり、これまで両モデルを扱っていなかったトヨタ店とトヨペット店がヴェルファイアを売らず、アルファードばかり扱うようになり、さらにアルファードが集中して増加するようになっている。

 次回(4月28日)の一部改良でヴェルファイアは特別仕様車の「Zゴールデンアイス」のみの販売になり、カタログモデルは廃止になるので、さらにアルファードへの集中的な売れ方が加速するようになることが予想される。特別仕様車だけになるが、主要装備をつけての値引きは30万円程度からのスタートとなる。

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