いくつ覚えてますか…? クルマの「あだ名」は人気の証 懐かしの珍愛称、名愛称

いくつ覚えてますか…? クルマの「あだ名」は人気の証 懐かしの珍愛称、名愛称

 ひと昔前は、親しい友人のようにクルマにもあだ名が付けられ、正式な車名を言わなくてもあだ名を言えば通じた時代があった。それらあだ名で呼ばれたクルマの多くは生産終了後も熱心なファンがついていることも多い。しかし近年、あだ名や、愛称が付けられているクルマは激減している。そこで今回は、クルマ好きに愛され、親しみを持ってあだ名で呼ばれたクルマたちを振り返ってみたいと思う。

文/入江 凱、写真/トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、Favcars.com

【画像ギャラリー】あだ名で呼ばれた”愛され車”を写真でイッキ見!(24枚)画像ギャラリー

誰でも知ってたあだ名の宝庫! 日産 スカイライン

あだ名で呼ばれるのは人気の証! 懐かしの珍愛称、名愛称
グリル部分が覆われた後期RS系。RSというグレードはこれ以降のモデルにも引き継がれることのない特異な存在となった

 スカイラインといえば多くの人に愛された名車であり、それを証明するかのように歴代モデルにも愛称が付けられたものが多い。ここでは、クルマ好きならずとも一度は耳にしたことがあるに違いないあだ名が付けられていたモデルを紹介しよう。

■3代目スカイライン「ハコスカ」
 1968年に発売された3代目スカイライン(C10 型)は特徴的な角張ったボディ形状から箱のような形のスカイライン=ハコスカと呼ばれ親しまれた。プリンスと日産が合併後に発売した初のスカイラインでもあり、翌年にはGT-Rという名称の起源であるスポーツグレード2000GT-Rが追加されるなど、日産の歴史の中でも大きな意味を持つモデルだった。

■4代目スカイライン「ケンメリ」
 1972年にモデルチェンジした4代目スカイライン(C110 型)のあだ名「ケンメリ」は車両の特徴からではなく、ケンとメリーというカップルがスカイラインで旅をするという内容のCMから生まれたもの。社会現象になるほどの爆発的な大ヒットを記録し、1977年までの約5年間の販売期間における累計販売台数は約66万台にも及んだ。スカイラインの伝統となるリング型の4灯テールランプもケンメリから初採用された。

■5代目スカイライン「ジャパン」
 1977年に登場した5代目スカイライン(C210型)のあだ名である「ジャパン」も当時のCMキャッチコピーである「日本の風土が生んだ名車=SLYLINE JAPAN」から生まれた。開発中に排ガス規制が厳しくなった影響で当初はターボ、DOHCの設定がなく、「名ばかりのGT」呼ばわりされることもあった。

 しかし、3年後の1980年にはターボエンジン搭載モデルを追加し、高性能スポーツカーとしての立ち位置は譲らなかった。そして、大人気ドラマ「西部警察」の中でスカイライン2000GTターボをベースにした改造車「マシンX」が登場。これで知名度が一気にアップした。

■6代目スカイライン(R30型)「ニューマンスカイライン」
 1981年に登場した6代目スカイラインはイメージキャラクターにアメリカの映画俳優ポール・ニューマン氏を採用したことから「ニューマンスカイライン」と呼ばれた。デザイン面では3代目以降に採用されてきたリアフェンダーのサーフィンラインを廃し、同年10月には直列4気筒4バルブDOHC FJ20E型エンジンを搭載した「2000RS」、1983年にはターボチャージャーを装備した歴代最高出力となる190psを誇る「2000ターボRS」が発売され、「史上最強のスカイライン」とも呼ばれた挑戦的なモデルだった。

■6代目スカイライン 後期型RSグレード「鉄仮面」
 1983年に「史上最強のスカイライン」とも呼ばれた2000ターボRSが追加されたが、同年の夏に行われたマイナーチェンジによりRS系は薄型ヘッドライトにラジエターグリルレスのデザインとなり、その独特のフロントマスクから「鉄仮面」と呼ばれた。一般的に6代目スカイラインはこのマイナーチェンジを境に前期型/後期型に分類することが多い。翌年にはさらに出力を上げたターボインタークーラーRS(ターボC)が登場し、話題となった。

■7代目スカイライン「7th(セブンス)」「都市工学スカイライン」
 7代目を意味する「セブンス」の愛称で呼ばれ1985年に登場したのが7代目スカイライン(R31型)。当時はバブル経済、マークIIなどが人気を博したハイソカーブームのなかということもあり、カードを携帯するだけで施錠、開錠できる世界初の「カードエントリーシステム」といった豪華装備を採用、発売当初は4ドアモデルのみを設定するなど、高級路線を意識したものとなった。

 しかし、スカイラインに硬派でスポーティなイメージを求めていた既存のファンには受け入れられず、翌年には2ドアクーペを追加するなどマイナーチェンジを繰り返しつつイメージの回復を図った。

次ページは : メーカーが公式に愛称を付けていた! ホンダ シビック

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

ベストカー最新号

ジムニー5ドアにGT-R2024年モデルとズラリ! 小山慶一郎さんも登場!! ベストカー2月26日号

ジムニー5ドアもGT-R 2024年モデルも、デリカミニも丸ごと載ってる「ベストカー」2月26日号、発売中。特集は「昨年登場した日本車たちの進化度」と「今年登場する日本車たちの期待と不安」。 キャンプ好き、NEWSの小山慶一郎さんのインタビュー記事もあります!

カタログ