N-BOXも! ハスラーも! 月2万円台で実現!! 新しいクルマの持ち方

【閑話休題】トヨタでローンは注意! 理由は金利が高いから!

 実際にはトヨタ系ディーラーによってバラつきがあるので、ライズを例にして紹介しよう。首都圏4県のトヨタディーラーを選択し、すべて5年ローンでのWeb見積もりを行った。

首都圏4県のトヨタディーラーによる見積もり結果
首都圏4県のトヨタディーラーによる見積もり結果

 トヨタモビリティ東京の場合、60回均等払いで年率8.8%、60回残価設定払いで年率6.8%。トヨタカローラ千葉だと60回均等払いで年率7.7%、60回残価設定払いで5.5%。埼玉トヨタ自動車だと60回均等払いで6.5%、60回残価設定払いで3.9%。トヨタモビリティ神奈川だと60回均等払いで年率5.5%、60回残価設定払いで4.9%だ。

 今回のように頭金0円、2万円台に収める条件だと、金利が高めのトヨタは不利だ。車両価格自体が割高なワケではないので、一括もしくは、下取り+頭金を多く使って、借りる金額をなるべく減らすことが、トヨタ車の賢い買い方といえるだろう。

■ボーナス払い10万円オーバーで月々2万円台に収めちゃう!

 頭金は0、ボーナス月の支払いが10万~13万円くらいになる設定で、月々は2万円台に収めるプランがこちら。ボーナスが1カ月分以上出る人であればこのプランでもなんとかなるだろう。セレナは現在金利キャンペーン中のため、e-POWERモデルをチョイスできた。注目はメルセデス・ベンツA180が入ってきたこと。輸入車は高いからと諦めている人も、一度見積もりをとってみては? 長い人生、5年くらい輸入車に乗るのもアリだぞ!

●日産 セレナe-POWER XV(月々2万8100円)

日産 セレナe-POWER XV

 セレナe-POWERもベーシックグレードならこの支払いプランでギリギリ月3万円以下だ。でもクルマ好きならハイウェイスターVにMOPのプロパイロット付きが欲しくなり、最低限のDOPを加えて試算すると、ハイウェイスターは5年後の査定が6%も上がるのもあり、月3万5700円と意外に負担増は少なく、こちらを薦める。

●提案プラン:セレナe-POWER XV
・本体価格+諸費用…333万7964円
※残価設定型5年(59回払い)
・初回支払い…3万3045円
・月々(58回)…2万8100円
・金利手数料…2.90%
・頭金…7964円
・ボーナス月加算(10回)…+10万円
・分割払い合計…238万9809円
・最終回残価…129万0000円
※日産は端数を頭金として入れてのシミュレーションとなる

●日産 ノートe-POWER NISMO S(月々2万9200円)

日産 ノートe-POWER NISMO S

 クルマ好きがノートを買うならパワフルかつスポーティで電気自動車感覚がより強く、航続距離の心配もないe-POWERニスモSは面白いチョイス。ただノートは残クレの金利が4.9%と安くないのも事実だ。NOPのレカロシートは高価なので断念するが、ACCを追加し、DOPは最低限でいいだろう。月の支払いは約4000円アップの3万3600円となるが、どうせ趣味性の高いクルマを買うならこのくらいの負担増は大目に見たい。

●提案プラン:ノートe-POWER NISMO S
・本体価格+諸費用…295万0664円
※残価設定型5年(59回払い)
・初回支払い…3万4860円
・月々(58回)…2万9200円
・金利手数料…4.90%
・頭金…664円
・ボーナス月加算(10回)…+11万円
・分割払い合計…253万7124円
・最終回残価…89万8000円
※日産は端数を頭金として入れてのシミュレーションとなる

●マツダ ロードスター100周年特別記念車(月々2万9785円)

マツダ ロードスター100周年特別記念車

 ロードスターもほかのマツダ車同様に5年後に35%の査定と金利の低さで残クレは利用しやすい。グレードは100周年記念車より、私ならディスプレイがないけど実用性は問題なく、その代わりビルシュタイン車高調付きでハンドリングが最高なNR-Aにする。仕様はMOPなし、最低限のDOPでなぜかNR-Aの残クレ金利は3.99%と高いが、それでも月あたりは100周年記念車よりは約2500円安い2万7289円で済む。

●提案プラン:ロードスター100周年特別記念車
・本体価格+諸費用…349万8380円
※残価設定型5年(60回払い)
・初回支払い…2万9758円
・月々(59回)…2万9785円
・金利手数料…1.99%
・頭金…0
・ボーナス月加算(10回)…+9万242円
・分割払い合計…268万9223円

●メルセデス・ベンツ A180(月々2万9600円)

メルセデス・ベンツ A180

 Aクラスのベーシックグレードを、5年後の残価率を控えめに設定した月2万円台プランがこちら。しかし買うならグレードはそのままとしても、ACCなどから構成されるレーダーセーフティと「Hiメルセデス」を含むナビのMOPが欲しくなる。最低限のDOPも入れると月3万9900円に跳ね上がる。しかしベンツは5年後の査定を最大156万円に設定したプランも組めるので、無理のない範囲で残価を上げて、月の支払いを下げる作戦もある。

●提案プラン:メルセデス・ベンツ A180
・本体価格+諸費用…354万8610円
※残価設定型5年(60回払い)
・初回支払い…3万2749円
・月々(59回)…2万9600円
・金利手数料…2.90%
・頭金…0
・ボーナス月加算(10回)…+11万円
・分割払い合計…287万9149円
※メルセデス・ベンツの残価設定ローンは残価が保証されず、売却しての精算となる。その代わり、残価をある一定額まで自由に設定できる。輸入車の残価設定ローンはこの方式が多い

次ページは : ■まとめ

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