ライズ人気爆発!! OEM車が売れまくることに 販売現場は何を思う?


OEMを上手く取り扱う日産と三菱

 OEM車を取り扱う中で、OEM元と受け手、そして販売現場の意思疎通は必要不可欠である。その中で、上手にOEMの仕組みを構築し、前向きに取り組んでいる印象があるのが、日産と三菱だ。

2020年2月に発表されたルークスはeKスペースと兄弟車となる

 両社の間には株式会社NMKVという合弁会社があり、三菱のeKシリーズと日産のデイズ・ルークス等では、NMKVを通じて、両者の意見がしっかりと入り込み、商品企画が行われている。どちらかが主体ではなく、横の関係で双方が歩み寄るスタイルだ。

 ルークスに搭載される安全装備の総称は日産インテリジェントモビリティ、eKスペースでは三菱e-Assistと、それぞれのメーカーで従来使われてきた名称を、そのまま使用している。日産のプロパイロットは、三菱ではマイパイロットと呼び変える。

 こういった細かな取り組みが、販売現場やユーザーからの疑問を少なくし、販売しやすいクルマへと変えていく。OEMを製造販売していく上での、見本となるカタチがここにある、と、筆者は感じた。

次期型では、パッソ・ブーン時代と同じような協力体制を!!

 パッソ・ブーンを発表した2004年、トヨタとダイハツの関係は、現在の日産・三菱に似ていた。両者の協力体制で作られ、販売現場にも認知されたパッソは、ダイハツ・ブーンとしても、好調に販売された経緯がある。

小さなクルマが得意なダイハツと販売のトヨタ、両社の協力タッグで造り出されるクルマは、今後も日本市場に大旋風を巻き起こすだろう

 軽自動車やコンパクトカーといった「小さなクルマ」には、スペースの制約、価格の制約というものが、ミドルサイズ・ラージサイズのクルマよりも大きくかかってくる。その分、商品開発は難しくなるが、ダイハツの新しいものを創り出す企画力は、非常に高いレベルにある。

 ここに、トヨタのきめ細やかな配慮、そしてお客様からの声をまとめ、ぜひ次期型ライズ(もしくは改良型ライズ)には、改善をおり込んでいただきたい。

 小さなクルマが得意なダイハツと販売のトヨタ、両社の協力タッグで造り出されるクルマは、今後も日本市場に大旋風を巻き起こすであろう。

【画像ギャラリー】ロッキー/ライズだけじゃない!! トヨタ・ダイハツの登録車OEMを一挙紹介!!