■素晴らしくコスパがいいのがスイフトスポーツの魅力
スイフトスポーツのパーツ開発を自社で行い、新車コンプリートカーの販売を行っている大阪府にある販売店のコンプリートスピードに話を聞いてみた。
この販売店はスズキの副代理店で3年連続西日本ナンバー1に輝いていて、副代理店で最もスイフトスポーツの販売実績を上げている。
まず、現行型スイフトスポーツの魅力を聞いてみると、「第一に価格が安いことだと思います。予算200万円で新車のホットハッチが手に入るのはスイフトスポーツだけですから。
パワフルな1.4 Lターボエンジンを搭載していますし、我々もECUやマフラー、車高調サスなど開発していますけれど、アフターパーツが豊富というのも支持される理由のひとつだと考えます。
スイフトスポーツはトランスミッションで年齢層がハッキリと分かれるという特徴があります。20台後半から30代後半までがMT車。そして30代~40代半ばまでがAT車となり、MT車を好む若者はやはりチューニングしたくなるのでしょう。
だから我々の販売店では20馬力アップのECUを搭載した新車コンプリートを販売していますが、やはり若者を中心に人気となっています。
そして、これまでの販売実績が評価されて、スイフトスポーツの新車を諸費用込みで185万円から購入できます。若い人たちにもっとクルマで楽しんでもらおうとスイフトスポーツに関しては努力させてもらっています。」と語ってくれた。
■新古車よりも新車のほうがお得感が高い!
取材したコンプリートスピードでは、新車のスイフトスポーツ6MT車が諸費用込みで185万円(店頭納車で、輸送料は別途必要)から購入できると話してくれた。
3月上旬の取材時、2020年~2021年式、走行距離500km以下のMT車といういわゆる「おろしたて中古車(新古車)」の状況を見てみると、流通台数が約114台。
そして諸費用別の価格帯は約154万~約219.8万円、平均価格は約190万円となっており、装備やボディカラーを選べるという点からも「おろしたて中古車」よりも新車を購入したほうが、お得感が高くなっている。
■中古車は100万円前後の車両が出てきた!
それでは中古車はどうか。現行型スイフトスポーツの中古車の流通台数は約428台。約1年前の時点では約200台だったので、この1年で倍増している。
そして歴代スイフトスポーツの中古車はMT車の比率が高いが、現行モデルでは現在約70%がMT車と高い比率を誇っている。
スイフトスポーツの中古車の価格帯はMT車が約98万~約327万円。そしてAT車は約109万~約469万円と非常に幅広く、高額車はいずれもカスタム済のクルマとなっているのが特徴だ。
ちょうど1年間の中古車の価格帯がMT車は約120万~約238万円。そしてAT車が約155万~219万円となっており、走行距離が延びたことで相場の最安値が下がり、カスタムカーの流通により最高値が拡大し、たった1台ながら100万円以下の中古車も流通し始めた。
今後100万円以下の中古車は増加してくるし、現在の中古車の平均価格は約168.4万円で、走行距離のボリュームゾーンは1万~2万kmとなっている。
ボディカラーはイメージカラーのチャンピオンイエロー4が最も多いが、僅差でピュアパールホワイトが続き、スーパーブラックパールが人気色となっている。そしてプレミアムシルバーメタリックとバーニングレッドパールメタリックがほぼ約47台で続きスピーディブルーとなる。
また、一部改良で追加されたフレイムオレンジパールメタリックブラック2トーンルーフは約12台と少なめ。
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