コッチではOKなのにアッチではNG!? 車検場によって判断が異なる理由

■深掘りしないほうがいい話もある!?

クレーゾーンは深く掘らないほうが楽しいということもある(garage38@Adobe Stock)
クレーゾーンは深く掘らないほうが楽しいということもある(garage38@Adobe Stock)

 シートレールの件、本来なら書類を持っていなければならない。それが原則。

 ただ安全性を考えたなら、形状同じで認定番号付いていたら全く問題無い。クルマ産業を考えている車検場であれば安全の確認さえ出来たらOKにするということ。一方、役人の権限をかざす輩ってどこにもいたりして。そういった車検場だと原理主義になってしまう。

 シートレールは割とシンプルなのだけれど、クルマの解釈って驚くほど幅がある。

 灰色の部分を「安全は確保出来ているから問題無い」と判断する車検場もあれば「明確に基準をクリア出来ていないからダメ」と判定する車検場だってある。ここで細かい判定例についてはあえて紹介しない。なぜかといえば、灰色だからだ。

 どこの車検場がやさしいという紹介もしない。クルマ嫌いの役人が偉くなって全国一律に原則論で決めろということだってある。はたまた政治家レベルで灰色部分の解釈を決めることだって珍しくない。

 このあたり、深く掘らない方が皆さん幸せだし楽しいクルマ社会になると思う。メディアもニッコリ笑って見過ごすことがあっていい。

【画像ギャラリー】カスタム車ユーザーは要注意!? 車検場によって合否の判断が異なるのはなぜなのか

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