トヨタとの共同開発車 EVのSUV「ソルテラ」にスバルらしさはあるか?


スバルソルテラはどうなる?

公開されたスバルソルテラのティザー写真
公開されたソルテラのリア回り

 ここまでbZ4Xを中心に見てきたが、bZ4Xとソルテラの違いも気になるところで、筆者個人は次期86&BRZ以上に違いは大きいのではないかと予想している。

 というのも先代86&BRZの違いは初期モデルのサスペンションセッティング、後期モデルの見た目を含む空力性能程度だったが、次期86&BRZはエクステリア以上にサスペンションはもちろん、電動パワステをはじめとした各部の制御の違いもあるようで、想像以上に違いは大きいと予想されている。

 このあたりを踏まえると、2020年1月に公開されたソルテラのデザインスタディモデルを思い出してもクーペルックというシルエットは変わらないにせよ、スバル顔のフロントマスクやリアビューの違いにより、bZ4Xはハリアーのようなシティ派SUV、ソルテラはフォレスターに通じるアウトドアなどにも似合うアクティブなSUV(ソルテラは公開された写真の背景も自然の中だ)といったイメージを持つのではないだろうか。

 ソルテラとbZ4Xのデザインスタディモデルを比べてみると、ボンネットやフェンダー、ピラーなどのデザインは似ているが、フロントマスクやヘッドライトに大きな違いが見られる。コの字型のヘッドライト&左右バンパー、ヘキサゴングリルなど、スバルが掲げている「Dynamic×Solid」がしっかりと表現されていた。

2020年1月20日に開催されたスバル技術ミーティングで披露されたスバルの次世代EVのモックアップモデル。フロントグリルのヘキサゴン(6角形)形状は、スバルの六連星をイメージしたもので、現在のスバル車全般に採用されているデザインとの共通性がある
スバルの次世代EVのモックアップモデル。前後フェンダーのブラックアウトされたアクセントも、スバルデザインのベースとなる「ダイナミック&ソリッド」を表現
2019年6月のトヨタ次世代EV技術説明会にて披露されたトヨタのデザインスタディモデルたち

 また機能面もサスペンションセッティングに加え、ソフトウェアの多いEVだけにステアリングフィールやレスポンス、AWDなど変えられるところが多数あるのもあり、2台は乗り味も大きく違うということも十分考えられる。

 はたして、シンメトリカルAWDというスバルらしさが、ツインモーターEV(AWD)のどの部分に残っていくのか? きっと、EVであってもAWD制御という部分でスバルらしさを出していくだろう。

2020年1月20日に開催されたスバル技術ミーティングで2020年代前半にBEVを投入するとしていた

【画像ギャラリー】まるで飛行機のようなステアリング!! ひと足先に発表されたトヨタ bZ4Xを見る