ちょっとしたひと工夫で無駄使いをやめる! 実践クルマ節約生活のススメ

■うっかりミスでの交通違反をなくすことも大事

スマホをカーナビ代わりにしている人も多いが、運転中にルート検索するために操作したり、長時間注視すれば取り締まりの対象となる。あらぬ疑いをかけられないためにも、スマホはスタンドに固定し、不必要に触らないことだ(Adobe Stock@sand555)
スマホをカーナビ代わりにしている人も多いが、運転中にルート検索するために操作したり、長時間注視すれば取り締まりの対象となる。あらぬ疑いをかけられないためにも、スマホはスタンドに固定し、不必要に触らないことだ(Adobe Stock@sand555)

 交通違反を防ぐこと。信号無視など交通事故に通じる危険性の高い違反は絶対に避けなければならないが、駐車違反や一時停止不停止など、うっかり不注意で検挙されるような交通違反は絶対に避けるべきだ。

 軽微な交通違反も、最近は反則金が上がっているので、2、3年に1度程度でも年間1万円近くの負担になることもある。そして、そうした軽微な違反があるだけで、ゴールド免許を発行してもらえる権利を失うのだ。

 ゴールド免許になることで、自動車保険の保険料を大幅に節約することができる。ちなみに筆者は今年の書き換えで5年ぶりにゴールド免許に返り咲いた(すでに確定)。

 これで3度目のゴールドだが、通常自動車保険は3年契約で結んでいたが、昨年の更新時には1年契約に変更してもらった。そして今年ゴールド免許になってから、また3年契約を結ぶことで保険料を節約することができるのだ。

 自動車保険の等級もすでにMaxに到達しており、年間の保険料は3万円台で保証は十分な内容のものを契約することができている。

 交通事故を避けるのはもちろん、防げたハズの軽微な交通違反でゴールド免許を逃して、自動車保険の費用負担も年間数千円以上は変わってくる。通販型で最安値の保険会社を選ぶ方法もあるが、万が一の事故の際に使いにくい保険では、意味がない。

 激安の通販型は、ほとんどクルマに乗らない人か、自分で交通事故後の折衝にあたれるくらいのレベルの人が利用するべきだろう。調べれば通販型でもサポートがしっかりしているモノもある。このあたりはネットの口コミなども調べてみるといい。

■オイル交換でも大幅に節約する方法はある

適切なオイル交換を行わないとエンジン内部にスラッジが溜まり、性能低下につながる(jozefklopacka@AdobeStock)
適切なオイル交換を行わないとエンジン内部にスラッジが溜まり、性能低下につながる(jozefklopacka@AdobeStock)

 自分でエンジンオイル交換ができる人は、廃油や使用済みオイルフィルターの処理の問題さえクリアできれば、ぜひとも自分で交換作業をしたほうがいい。

 ディーラーや車検業者も来店機会を得るためにかなり安くオイル交換してくれるところもあるが、それでも自分で作業したほうが格段に安くなる。

 なぜなら、安いオイル交換サービスで使われるオイルは、ディーラーで扱うオイルとしては最低レベルの品質となるからだ。DIYならそれと同じ費用で、化学合成油でのオイル交換をすることが可能になる。

カストロールGTX DC-TURBOの20Lペール缶。Amazonでの価格は8780円。4L缶は2130円なので4L×5=1万650円だから1870円のお得
カストロールGTX DC-TURBOの20Lペール缶。Amazonでの価格は8780円。4L缶は2130円なので4L×5=1万650円だから1870円のお得

 オイル交換を安く済ませる秘訣は、安い銘柄のオイルを購入するのではなく、そこそこ上質なオイルをペール缶で購入することだ。

 ペール缶とは円柱形の20L容器のことで、3Lや4Lの四角い金属缶と比べると、1Lあたりの価格が格段に安くなる。何年か分のオイルを先に購入して保管しておくだけで、オイル代が半額くらいになることも珍しくない。

 気を付けたいのは、入手ルートや銘柄によっては”まがい物”を掴まされる可能性があることだ。これはエンジンオイルに限ったことではないけれど、有名ブランドは偽物を出回らせる、悪意のある業者も存在する。あまりメジャーではないブランド、普通の人が選ばないような銘柄などのほうが、逆に安心かもしれない。

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