■雨ジミ=ウォータースポットができていたら即対応
雨天が多いと、ボディに発生する水アカに悩んでいるドライバーも多いのではないだろうか。ウォータースポットができてしまうのは、雨だけが原因ではなく、紫外線によるところが大きい。
酸性雨やボディに積もった空気中の不純物が、水滴によって凝縮され、水滴のレンズ効果によって焼き付けられている状態なので、これを防ぐにはボディが濡れたら、乾く前に洗い流して拭き取ることだ。
留守中の駐車で雨に降られて乾いてしまうのはお手上げだが、雨中走行の後は乾く前に汚れを水流で流しておくだけで、ボディに汚れが付着するのは減らせる。それでも水道水でもウォータースポットは発生するので、ハンドワイパーなどで水を切ってやるといい。
ウインドウ回りでは、油膜取りは油膜の種類によって使い分けるのが賢い方法だ。軽い油膜(2ストバイクが減ったので、最近は減ったが)は油膜落としのスプレーで落とせる、虫の死骸なども専用のスプレーだと簡単だ。
頑固なシリコン系の油膜は、研磨材が入った油膜落としを使って落とし、ウインドウコーティングで仕上げてやろう。
ワイパーのメンテナンスも晴れ間にやりたい作業だ。ワイパーのエッジは往復で違う部分を使っている。クルマを洗う時にはワイパーの表裏エッジ部分に付着した砂埃などを落としてやると、ウインドウのワイパーキズや拭きムラを抑えられる。
拭きムラが発生したらワイパーゴムの先端をカットして、エッジを復活させるアイデア用品もある。またワイパーゴムだけでも交換できるので、自分のクルマのワイパーのサイズと断面形状を調べておくといい。
室内に限ったことではないが、湿気にホコリなどの汚れが付着すると、カビが発生しやすい。晴れ間や梅雨明けには、すべてのドアを全開にしてフロアマットを外して室内の湿気を追い出してやろう。
コメント
コメントの使い方