東京九州フェリーの「ツーリストS」一応大部屋という扱いだがすべて個室仕様
筆者が利用した部屋は下から2番目の「ツーリストS」(+6000円)で窓はないがテレビと机と椅子は用意されていた。壁が薄いので独り言に注意!(隣の部屋にいる息子に音声入力でメールを送ろうとしたら、「聞こえてるよ!」と壁の向こうから聞こえてびっくりした(笑))
●アクティビティ
クロスワードパズルや国内フェリー初のプラネタリウム、ゴーストバスターズやE.Tなど家族で楽しめる映画の上映などアクティビティも充実している。時間を区切って実施されるので案内をチェック
●レストラン
乗船直後の夜食から、翌日の朝・昼・夕食までレストランでいただける。メニューが豊富で朝・昼・夕それぞれ違ったメニューが用意される。神奈川や九州・下関の新鮮な素材がとてもおいしい。注意すべきは朝8時~9時(ラストオーダー)、昼12~13時(同)など開いている時間が短いこと。
東京九州フェリー 食事の注文はすべてタッチパネルで
●お風呂
大浴場のほかに男女それぞれ露天風呂が併設されている。清潔感があり海風を浴びながらの入浴は最高!
乗船日の夜(午前1時まで)と、翌朝8時~20時まで利用できる。
この他東京~九州間をクルマと一緒に移動する手段としては「オーシャン東九フェリー」の存在も忘れてはならない。筆者も30年近く前に2回乗ったことがある。
東京有明19:30発~徳島13:20着~新門司5:35着(曜日によって異なる)と2泊3日35時間の旅で、
料金は通常は62350円(5m未満1台+2等個室2名)だが、9月30日までは1名分運賃18490円が無料となるキャンペーン中 これはオトクだ。
とくに娯楽などはなく、瀬戸内海ではなくほぼ太平洋を通る。どこまでも広がる大海原を横目にゆっくり読書に没頭したり、書き物をしたり、ゲームに熱中したりなどゆったりした時間を過ごすのも良い。なお、船内Wi-Fiはなく携帯電話も陸地の近くを通るときにのみ通じる。
シンプルではあるが、乗客が非常に少なく最安の二等でも2名個室(テレビや冷蔵庫付き)なのも嬉しい。
名門大洋フェリーの2等個室 瀬戸内海航路なら窓がある場所なら携帯もほぼ通じる
他の航路ではレストラン営業時間に食事時間を縛られるがオーシャン東九フェリーは自販機利用なので自分の好きな時間に食事ができる。
以上、首都圏から山口・九州へクルマを連れて移動する際の方法について筆者の経験を交えて書いてみました!
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