1991年にAT限定免許が創設された頃は、「男は黙ってMT免許」という空気だった。しかし最近では、AT限定免許とMT可免許の割合はおよそ6:4、新車販売では99%がAT車と言われている。MT車に乗る人はよっぽどのマニアか、どうしてもAT車になじめない、もしくはMTに乗らざるを得ない一部のドライバーだ。
このような現状であるにもかかわらず、トヨタやマツダなど、一部の自動車メーカーは、MT車のラインアップに力を入れている。AT車では補い切れない魅力がMT車にはあり、たとえ人気がなくてもMT車をラインナップすることには意味がある、ということなのだろう。
自動車メーカーが売れなくてもつくり続ける「MT車」の魅力について、ここで改めて振り返ってみようと思う。
文:エムスリープロダクション、立花義人
アイキャッチ写真:AdobeStock_ Tomasz Zajda
写真:TOYOTA、NISSAN、HONDA、MAZDA、SUZUKI、SUBARU、AdobeStock
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