マツダのアイコンとして、今なおファンの関心を集めるロータリーエンジン(RE)。その最後を飾ったのが、2003年に登場したRX-8だ。RX-7の後継でありながら、個性的なピラーレス4ドアクーペボディに自然吸気式REを組み合わせるなど、新感覚のREスポーツカーに仕上げられていた。
しかしRX-7の後継となる次世代REモデルのプロジェクトは、当初、RX-7の伝統を受け継いだ2ドアクーペが想定されていた。それがコンセプトカー「RX-01」だ。運命のいたずらで世に出る機会が失われた幻のREクーペはどんなクルマだったのだろうか。
文/大音安弘
写真/MAZDA、大音安弘
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