■マツダ社内に現存するRX-01を見て思うこと
今回、写真で紹介したRX-01の姿は、2019年に筆者が取材を行った際のもの。現在は不動状態にあるものの、マツダ社内で大切に保管されている。
ショーカーらしい作りの粗さが垣間見れる部分もあるものの、全体的には細部まできっちり作り込まれていたのが印象的だった。それだけマツダのエンジニアたちは本気だったのだろう。
このRX-01が、次期RX-7として登場すれば、スポーツカーが絶滅しかけた2000年代の日本市場は、また異なる盛り上がりを見せたかもしれない。26年の歳月が過ぎ去ったRX-01だが、私の目には、今なお美しく迫力に溢れた魅力的なスポーツカーに映った。
マツダは今、REの復活へと動いている。まずはレンジエクステンダーの動力源になるようだが、その先にも期待しているのはきっと私だけではないはずだ。
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