段付きのないスムーズな加速が自慢で、アクセルを踏み込むと痛快な加速を見せる。「ビーン、ビーン」という独特のエンジン音は好みが分かれるところだ。だが、ロータリーならではの音色に魅力を感じる人は少なくない。スムーズさと静粛性は3ローターの20B型にかなわないが、味という点においては13B型ロータリーターボが一番だろう。
■トヨタ直列6気筒の名機「1J-GE」と「2J-GE」
が、「これがいい音色とは」、と思っているサウンドマニアのために、もう1機加えておこう。選んだのは、スープラやマークIIに搭載された1J-GE型と2J-GE型直列6筒DOHCユニットだ。
1J-GE型は90年夏にM型エンジンの後継として登場した。排気量は2491ccで、91年にはストロークを延ばして排気量を2887ccとした2J-GE型直列6気筒DOHCを送り出している。
切れ味鋭い加速を見せ、実用域のトルクも厚みがあるから扱いやすい。静粛性は高いが、回していくといいエンジン音を放つ。バルブタイミングを連続的に制御し、幅広い領域で高性能を引き出せる連続可変バルブタイミング機構(VVT-)を採用した95年からのJZ系の直列6気筒エンジンも音色はいい。
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