■輸入車SUVも視野に!!
そしてSUVは世界的に人気のカテゴリーになり、輸入車にもコンパクトなSUVが多い。
2021年7〜9月における輸入車の販売統計を見ると、輸入SUVのなかで最も登録台数の多い車種は、コンパクトなフォルクスワーゲンTクロスだ。
このほかプジョー2008、ジープレネゲードなど、さまざまなブランドが300万円前後の価格帯にコンパクトSUVを投入している。
これらのなかで推奨度の高いSUVは、車種数が多いために競争も激しく、買い得車の多いコンパクトSUVのハイブリッドとミドルサイズSUVのノーマルエンジン車だ。
推奨度の1位はヴェゼルe:HEV・Zだ。ハイブリッドのe:HEVは、モーター駆動を基本としながら、高速巡航時など効率の優れた場面ではホイールを直接駆動する。加速は滑らかで、コンパクトSUVとしては後席も広い。ファミリー層も含めて、幅広いユーザーに適する買い得なSUVに仕上げた。
2位はカローラクロスハイブリッドZだ。内装の質や後席の居住性はヴェゼルに負けるが、後席を使った状態の荷室容量は、カローラクロスが大きい。日常的に使いやすく、外観を含めてSUVの王道を行くクルマだ。
3位はフォレスターXブレイクになる。ハイブリッドのeボクサーは、燃費性能が今一歩だが、最低地上高には220mmの余裕を持たせて悪路のデコボコも乗り越えやすい。そのわりに床は低いから乗降性に不満はなく、居住性も快適だ。実用性を高めた。
4位はCX-8。売れ筋から外れたマツダの上級車種のベーシックグレードだが、全長が4900mmのボディに2.5Lエンジンを搭載して、実用装備も充実させた。3列目シートまで標準装着することを考えるとお買い得度は強い。
スマートブレーキサポートや運転支援機能をセットにしたセーフティクルーズパッケージ(8万2500円)、10.25インチセンターディスプレイ+地上デジタルTVチューナー(4万4000円)をオプション装着すると満足度も高まる。
5位は輸入車のプジョー2008アリュールだ。室内空間に余裕があって乗り心地もよい。インパネなどのデザインは個性的で、輸入車の楽しさとSUVの実用性や快適性を上手に調和させた。
■もうすぐデビューのNEWエクストレイルも注目!!
エクストレイルの新型、まだかまだか!? と期待していたら2022年に入ってしまったが、そんな日本仕様の登場も秒読みとなっている。中国ですでに発売されているエクストレイルにe-POWERを搭載する予定だという。もう待ちきれないぞ!!
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