クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばない、というクルマは多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
様々な思い出とドラマの詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
文/山城颯太(ベストカーWeb編集部)
写真/日産
今回の難易度/★★★☆☆
【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!
■好評だった先代(Y31型)から正統進化
正解は、日産・グロリア(9代目)です!
プリンス自動車工業の時代から系譜を引く日産グロリア。1991年に登場したY32型は、ハードトップのみモデルチェンジを実施し、3ナンバーサイズに大型化。人気グレードの「グランツーリスモ」には、専用の丸型4灯ヘッドランプが与えられました。
グランツーリスモの搭載エンジンは、3L V6DOHCのVG30DE型。リアサスペンションは独立懸架マルチリンク式となり、電子制御式のスーパーHICAS(四輪操舵)も相まって走りを強化。先代のY31グロリアと同様に人気を博しました。
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