ジムニーからスイスポ トゥインゴ フィアット500まで!! プロが迷わず推せる「小さなクルマ」11選

■スイフトスポーツ マツダ2 ルーテシア。国沢光宏が推す小さくて魅力的な3台

国沢氏が「推す」小さくて魅力溢れるクルマたちは、走って楽しい魅力的なクルマたちだ。特にスイフトスポーツは誰もが推す、小さくて楽しいクルマの王者である
国沢氏が「推す」小さくて魅力溢れるクルマたちは、走って楽しい魅力的なクルマたちだ。特にスイフトスポーツは誰もが推す、小さくて楽しいクルマの王者である

 真っ先に挙げたいのがスイフトスポーツ。どんな基準をもってしてもクルマ好きからすれば最高の相棒になってくれるだろう。なにしろコストパフォーマンスときたら圧倒的に高い!

 200万円でターボだしモンローのダンパーだし6MTだし。ハンドル握れば自分の身体の一部になったような気分になります。ロムチューンしたらパワーだって上がる。リセールバリューだって相当期待していいと思う。

 続いてマツダ2の15MB。このグレード、モータースポーツベースなのだけれど、ステキ過ぎ!

 そもそも165万円で6MTと超リーズナブル。マニュアル車、今後リセールバリューだって期待できる。装備も充実しており、ADASはフルに付く。ブラインドスポットセンサーまで標準装備。軽量アルミホイールも魅力的です。原稿書いているウチ、ラリー車のベースとして欲しくなっちゃいます。

 輸入車ならルノー・ルーテシアでしょう! このクルマ、ヨーロッパだと『クリオ』という車名となり、WRCのラリー4&5クラスで大暴れしている。

 何を隠そう今年のWRCジャパン、クリオ買って出場しようと画策しているほど。ヨーロッパだとヤリスのような存在だったりして。日本仕様は全長4mのボディに2500ccガソリン車と同じくらいのトルク出す1333ccターボを搭載。

(TEXT/国沢光宏)

■トゥインゴ フィアット500 N-WGNカスタム。清水草一が推す小さくて魅力的な3台

清水氏が小さいクルマに求める魅力は、気軽にどこへでも出かけられるってこと。そんな観点から軽自動車の気軽さを高く評価している。N-WGNに悟りの境地を感じるという
清水氏が小さいクルマに求める魅力は、気軽にどこへでも出かけられるってこと。そんな観点から軽自動車の気軽さを高く評価している。N-WGNに悟りの境地を感じるという

 小さいクルマの一番の魅力は、気軽にどこへでも出かけられることだよね! やっぱり小さいほうが駐車しやすいし、なによりも気持ちがラク。気張ったクルマを1台持ちつつ、普段は小さいクルマでチョコチョコ走りたい!

 最近特にその気持ちが強くなり、トゥインゴに続いて軽自動車を2台買ったんだけど、やっぱりトゥインゴはよかった……。あのコンパクトさであのオシャレさ、キャンバストップを少し開けると、走ってるだけでウキウキしてくる。RRだけに最小回転半径は軽自動車並み! Uターンが超気持ちイイ。

 コンパクトでオシャレなクルマと言えば、フィアット500も外せない。永遠の定番だ。コンビニへのお買い物もオシャレライフの一部みたいにできる。オシャレだけどちっちゃいから、気張る必要はぜんぜんないのがイイ。

 小さいクルマと言えば、究極はやっぱり軽だよね。その中から今回はあえて、N-WGNカスタムを選びました。あの若者のニキビみたいなブツブツ顔が好きなんです。

 すべてがウルトラ定番だけど、定番すぎて特徴がないせいか、あんまり売れてなくて意外とレアでしょ。N-ONEでもなくてN-WGN。あれはひとつの悟りの境地じゃないだろうか? 余計なものは何も求めない、ただ小さくて便利ならそれでいい、という。

(TEXT/清水草一)

■ジムニーシエラ ロードスター トゥインゴ。片岡英明が推す小さくて魅力的な3台

片岡氏の求める小さなクルマの魅力とは、小さいけれども所有者の気持ちを満足させてくれる充実度だという。ジムニーシエラをはじめ、小さくても安っぽくない、そんなクルマが3台挙がった
片岡氏の求める小さなクルマの魅力とは、小さいけれども所有者の気持ちを満足させてくれる充実度だという。ジムニーシエラをはじめ、小さくても安っぽくない、そんなクルマが3台挙がった

 今は少数派となったラダーフレームに前後3リンク式のリジッドサスペンション、そして副変速機付きのパートタイム4WDを採用する世界最小の本格派クロスカントリーSUVがジムニーだ。

 軽量でコンパクトボディだから機動性は高く、悪路ではランクルもタジタジになるほどの走破性を見せる。が、軽自動車だから全幅は広くない。

 そこで同じボディを使いながら全長を延ばし、全幅を広げたジムニーシエラに目が行く。トレッドの拡大とワイドタイヤの装着により高速安定性やハンドリングが大幅によくなっている。搭載するエンジンも1.5Lの直列4気筒だから扱いやすいし、静粛性などの快適性も一歩上だ。

 50万円の予算をちょっと超えるが、ロードスターも小さくて楽しいFRスポーツカーである。1.5Lエンジンの実力を6速MTで余すところなく引き出すことができ、レスポンスも鋭い。

 しかも軽量ボディに卓越したサスペンションの組み合わせだから意のままの気持ちいい走りを楽しむことが可能だ。オープン時の爽快感も群を抜く。

 輸入車はフィアット500と迷ったが、リア駆動のハンドリングと6速デュアルクラッチの楽しさがギッシリ詰まったルノーのトゥインゴに惹かれる。1Lエンジンに5速MTもいいが、900ccのターボは、さらに刺激的だ。

(TEXT/片岡英明)

【画像ギャラリー】鈴木氏が選んだ4台のスペック 3人の評論家が選ぶ「推しコンパクト」をギャラリーでチェック!!(41枚)画像ギャラリー

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