納期は短い!! でもエンジンは平気? 試乗車落ち中古車はどんな人が得をするのか


■ちっちゃいことは気にするな! 試乗車落ちで得するのはこんな人

購入前のチェックは大切だが、試乗車落ちとはいえ中古は中古。あまり細かいことを気にせず乗れる人のほうが向いている(rh2010@AdobeStock)

 割高なものも多く、状態チェックも十分ではない可能性がある試乗車落ちの中古車。筆者も一度購入したことがあるが、納車後から発生したダッシュボード奥からの異音に、半年ほど悩まされた。

 個体の当たりはずれがあるのは、新車も同様だが、特に試乗車落ち中古車の場合は、細かなことを気にしないという、ある種の大らかさが必要となるだろう。

 例えば、営業車として乗り倒すとか、運転に自信がないから新車よりも気が楽とか、試乗車独特の弱点を気にしない人には向いている選択肢だと思う。

 逆に、「新車のちょっと古いやつ」程度に期待してしまうと、その期待には応えられないことの方が多いだろう。元試乗車とはいえ、中古車であることに変わりはない。

 良い状態のクルマ(高年式で走行距離の短い状態)を購入できる試乗車落ちの中古車だが、新車の代替品になるという考え方はしないほうが良いと思う。あくまでも、中古車の中では状態のいい部類に入るということだ。

 それでも、しばらくの間、手元に来ない新車よりも、即納の試乗車に大きな魅力を感じる時代となった。向き不向きはあるが、今ならば「買い」のクルマの一つとして、おすすめしたい。

【画像ギャラリー】購入のポイントは「詳細に吟味、しかしちっちゃいことは気にするな!」試乗車落ち中古車でワカチコワカチコ〜!!(6枚)画像ギャラリー