シビックが北米で6年連続乗用車ナンバーワンに輝いているのに日本では輝けない理由はなにか!?

■アメリカでは独自の歴史観を培ってきたシビック、日本にも独自のシビック文化が育って欲しい!!

日本におけるシビックのカリスマ的存在なのがタイプRだろう。6代目となる新型は恐らく最後の純ガソリンエンジン車として登場することになるだろう。発売が待ち遠しい!!
日本におけるシビックのカリスマ的存在なのがタイプRだろう。6代目となる新型は恐らく最後の純ガソリンエンジン車として登場することになるだろう。発売が待ち遠しい!!

 このブームも2000年代半ばにはすっかり消えてしまうのだが、この時の刺激的なホンダというイメージが、ミレニアル世代の記憶に残っており、それが先のインテグラ復活につながったとも言える。

 このように、アメリカ人にとってのシビックには、ホンダに対する商品の安心安全や、先進的な技術に対する信頼のほかに、アメリカ文化のなかで培われたシビック独自の歴史観があるように思える。

 日本でも、1970年代から1990年代あたりまでは、シビックが日本のクルマ文化の中核的存在だったが、グローバルカーとして進化するなかでさまざまな意味で大衆車の領域から外れていってしまったのかもしれない。

 販売台数で今後、日本のシビックがアメリカのように年間数十万台規模になることはないだろう。日本には日本なりのシビック文化が継承されることを望みたい。 

【画像ギャラリー】日本での存在感も抜群!シビックタイプRの歴史を紐解く(15枚)画像ギャラリー

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