■プロのガラス補修とその価格
クルマを預けてから3時間後に取りに行くと、傷の跡はあるけど、車検にも問題ない程度に補修されており(そのため写真を撮ってもまったくわからなかった)、大満足だ。なお、ガラス傷の補修は1時間が平均のところ、私の場合は補修しにくい傷だったようで1時間半程度かかったという。
プロのガラス補修というのは簡単に書くと、傷に補修液を入れるため傷から最小限の穴を空け、補修の跡を削るという高度なものだ。そのため、一般人がガラスの補修を市販キットで挑戦するというのは傷の程度がかなり軽度かつ、よほど器用な人以外にはできるとは思えず、素直にプロに頼むべきだと思う。
気になる費用は日本車だったので1万2000円(輸入車は1万5000円)と、内容とガラス交換することを思えば、ガラス補修は激安である。
■飛び石で傷ができた時の応急処置と注意事項
補修の際にガラス屋さんに聞いた話としては、
・傷になった直後にガラスにテープを貼ったのは大英断だったそう。また、虫歯などと同様に傷も広がらないうちに補修は早急に頼むが吉
・ガラスに傷ができたら、傷が広がらないようデフロスタやガラス熱線といった温度変化があることは極力しないべき
・ガラスの端にできた傷は力がかかりやすいため、傷が広がりやすく、補修不可になりがち
・ガラスに付くカメラやセンサーに傷がかかった場合は、補修不可と思って欲しい
とのことだった。
身をもってガラスに傷が付いた経験からの結論は、当然ながら「最近のクルマのガラス交換はカメラが付くことなどもあり高価なので、傷ができたら即セロテープで塞ぎ、温度変化を避け、早急にダメ元でも補修に動くべき」となる。
なお、今回のガラス補修は24年間クルマに乗ってガラス関係の修理は初めてと幸運続きだったのに加え、かかった費用1万2000円でいろいろわかったうえ、ついでにこの原稿を書けたことも思うと、全体的に「悪い経験ではなかった」とプラス方向に考えている。
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