シエンタとフリードの争い激化から考える「かつてのストリームとウィッシュ、その凄まじき戦い」

シエンタとフリードの争い激化から考える「かつてのストリームとウィッシュ、その凄まじき戦い」

 今夏にいよいよトヨタの5ナンバーサイズミニバン、シエンタがフルモデルチェンジを迎える。対するライバルのホンダフリードは新型が今年中にワールドプレミアされ、2023年初頭から発売されるとみられている。

 そんなトヨタとホンダの5ナンバーサイズミニバンでの争いと言えば、かつての初代ウィッシュと初代&2代目ストリームの仁義なき戦いを思い起こさせる。初代ストリームは7代目シビックをベースにこの市場を開拓した先駆者だったが、初代イストをベースにトヨタは初代ウィッシュで対抗。瞬く間にストリームからこのカテゴリーで盟主の座を奪い取ったのだった。

 その後、ホンダは初代ストリームの2003年のマイチェンで「ポリシーはあるか?」と痛烈なキャッチを掲げてスポーティなアブソルートグレードを設定してトヨタをけん制し、2代目ストリームへのFMCにつなげていくのだが、当時の熱気について初代ストリームLPL&2代目ストリームのRADを務めた藤原裕氏に語ってもらおう。

文/藤原 裕写真/ホンダ、ベストカー編集部

初代ストリームLPL(開発主査)、2代目ストリームRAD(商品統括責任者)を務めた藤原 裕氏
初代ストリームLPL(開発主査)、2代目ストリームRAD(商品統括責任者)を務めた藤原 裕氏
【画像ギャラリー】革新的ミニバンとして大ヒット!! 2代目で熟成もはかなく散ったホンダ ストリームを写真でチェック!!(39枚)画像ギャラリー

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