いまや生活に欠かせないスマートフォン。ただ、同じスマートフォンを長く使っていると「なんか最近バッテリーの減りが早くなってきたような……」と感じることはあるだろう。以前と比べればバッテリーの性能も随分向上していると思うが、それでもやはり弱くなっていくもの。
クルマのバッテリーも、アイドリングストップのあるクルマのバッテリーは劣化が早い。アイドリングストップによってエンジンを停止したあと、エンジンを再始動する際はバッテリーに大きな負荷がかかる(大電流を放電する)ため、劣化が進みやすいのだ。
このためか、バッテリー交換の推奨サイクルは大幅に縮まっており、アイドリングストップ非装着のバッテリー交換サイクルは通常「3~4年に一度」であるのに対し、アイドリングストップ車の場合、多くの場合「18カ月または24カ月」と、おおよそ、これまでの「2分の1」程度の寿命となってしまっている。
では、ハイブリッド車の駆動用バッテリーはどうなのだろうか。どのくらい性能がもつのか、ということに加えて、交換となった場合の費用についても、ご紹介しよう。
文/吉川賢一
写真/日産、トヨタ、ダイハツ、ホンダ
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