「クルマは長く乗らないと悪くなる」は本当か? 放置が蝕むクルマの故障場所と期間

■サスペンションが変形することも。ボディカバーも逆効果!

 サスペンションの各接続部にもゴムを主体としたブッシュが組み込まれているため、傾斜した所に長いこと停めておくと傾いている側に荷重がかることでサスペンション、スプリング、ブッシュが片寄って劣化。早い話、平らなところに置いてもクルマが傾くようになる。

 このため、毎日停める駐車場に傾斜地を借りるべきではない。出先でもできるだけ平らなところを選ぶのが基本だ。

 また、乗る機会が少ないと愛車のためにとボディカバーをかけてしまいがちだが、駐車場が未舗装だったら要注意! 下からあがってきた湿気がカバーの中に溜まって蒸れるため、サビやすくなる。

 湿気の多い梅雨時は注意が必要で、そんな状態で長期間止めておくと足回りがサビ過ぎてボルトが外れないなど整備に支障を来すことも。

 真夏でも熱がこもるため、あまりよくはない。雨風をシャットダウンできる屋内駐車場ならまだしも、できることならボディカバーの利用は控えたい。

【画像ギャラリー】飾っておいても劣化する!! じゃあ乗って楽しんだほうがいいよね!! 放置したクルマの劣化ポイント(6枚)画像ギャラリー

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