金てちょっとダサくない!? ゴールドエンブレムブームは何だったのか!?

■エンブレム内にセンサ!! グレード名の短縮が要因!? 金エンブレム廃れたワケって?

トヨタ アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD III”。高級ミニバンというカテゴリーにはゴールドのエンブレムもイメージに合っている
トヨタ アルファード特別仕様車 S“TYPE GOLD III”。高級ミニバンというカテゴリーにはゴールドのエンブレムもイメージに合っている

 ではなぜ、最近ではゴールドエンブレムを装着するユーザーやオプション設定する車種が減ってしまったのだろうか?

 その理由として第一に挙げられるのが、そもそも最近のクルマではメーカーエンブレムや車名エンブレムは装着していても、グレード名をデカデカとエンブレムで装着する車種が少なくなってきているという点だ。

 そしてグレード名自体も昔のように長くて立派なもの(例えばクラウン ロイヤルサルーンGなど)ではなく、「X」や「G」などアルファベット1文字で表されるものが増えているという点も要因のひとつと考えられる。

 エンブレムのカスタマイズ自体もゴールドエンブレムのように目立つものではなく、前述したようなブラックアウトして目立たないものとしたり、エンブレム自体を撤去してスッキリした見た目にしたりするというものが主流となっている。

 逆にエンブレムを目立たせたいというユーザーについては、新たに光るエンブレムなどが登場してきたことで、ゴールドエンブレム化ではなくそちらに流れたということもありそうだ。

 また近年のモデルのフロントグリルに備えられた大型のメーカーエンブレムなどは、エンブレムという役目だけではなく、運転支援システムのカメラやレーダーなどが埋め込まれているものも増えている。

 つまり、気軽に脱着できなくなってしまっているというのも交換用エンブレムがラインナップから消えてしまった一因と言えるだろう。

 このように今は下火となってしまったゴールドエンブレムではあるが、旧車ブームに乗ってゴールドエンブレムブームも再燃する可能性もあるので、手元に当時モノをお持ちの方は大切に保管しておくのもいいかもしれない。

【画像ギャラリー】高級の象徴……それはゴールド!! 現在も一部の車種でオプション設定されているゴールドエンブレム(8枚)画像ギャラリー

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