■60歳以上の自動車評論家がお薦めする現行モデル3選(斎藤聡の選択)
快適性、乗降性は重要ですが、それより生活が楽しくなるツールになってくれることが大切じゃないかと思います。
デリカ(三菱)は、乗ると気分が上がってきて、どこかに出かけたくなる、そんなアクティブな気分にさせてくれます。2019年のビッグチェンジでエンジンやサスペンション、4WD制御をリファイン。走りの性能がグレードアップしてモダンに進化しています。
RAV4(トヨタ)は、タフで自分の手足となってどこへでも行ける気がする頼もしさが魅力です。グレードは、走破性を重視してダイナミックトルクベクタリング付きのアドベンチャーをお薦めします。
マツダ3 SKYACTIV-Xは、内燃機関の可能性に取り組んだ象徴的なエンジンを積んでいることがひとつ。しかも超希薄燃焼エンジンなのに高回転で爽快感のある吹き上がりも持っています。
AWDを選ぶと感心するほど適切に駆動トルク配分をしてくれ、優秀な走破性を見せてくれます。なにより一見普通のセダンなのに、運転していてクルマとの一体感があるのが魅力です。そう、お薦めはちょっと乗り心地のいいセダンです。
●60歳以上に推すポイント…体力や反射神経の衰えを感じる昨今。自分の手足になって行動半径を広げてくれるギア(相棒)になるかが大切。
●斎藤聡の3選
・三菱 デリカD:5
・トヨタ RAV4
・マツダ MAZDA3
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