■スムーズに動く足と同時に静粛性も向上
しかし、ボディ剛性アップは明らかで、コーナーを攻め込むほどにガッチリとしたボディによって、サスペンションが微小な入力でもスムーズに動いていることが感じ取れる。
また、ボディ振動を抑える効果から室内のノイズも減少し、明らかに静粛性も高い。ほかにブレーキパッドも耐フェード温度を約1.5倍にした専用のものを採用する。
試乗車にはオプションとなるRECAROシート(前席)が採用されていたが、こちらはリアシートも含めた専用設計でトータルでは20㎏もの軽量化となっている。やはりRECAROのホールド性と剛性感は素晴らしく、1.0Gレベルの急操舵にもガッチリ身体を支えてくれた。
さて2024年の話になるが、匠の手作業によるエンジンを含めたより高度な専用チューンが施されたスカイラインNISMO Limitedが100台限定で販売される予定だ。
今回改めて感じたのは、10年という月日が経過したモデルだが、数々のマイナーチェンジを経て熟成されたうえにNISMOの手が入ると、ここまで進化するものなのだということ。このクラスの国産FRスポーツセダンはもうレクサスくらいしか思い浮かばないが、日産の心意気に拍手を送りたい。
【画像ギャラリー】1000台限定「スカイラインNISMO」は420psを発揮!! 写真でCHECK!(25枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方マニュアルは出ないん?
いや、そういう人はフェアレディZ買ってねってことかもしれんけど。