今回生産終了が決まった3代目インサイト。完成度は高かったが、価格が前モデルよりもアップ。それが低迷の一因となったことは否めない……
1999年に発売された初代インサイト。特徴的なリアホイールスカートはエアロダイナミクスにも優れ、低燃費化にも一役買っている
最終モデルの5代目CR-V。CR-V初となる7人乗り3列シート仕様車も設定された。取り回しの良い、使い勝手の良いクルマだった
初代CR-Vはこのカテゴリーとしては初のフルフラットフロアとセンターウォークスルーを採用。最低地上高は205㎜、価格は廉価グレードで172万円からの設定だった
今では貴重な5ナンバーサイズステーションワゴン。代替車種が見当たらないという人も多く、後継車種の登場を望む声も多い
CR-Vより1年早く発売されていた同カテゴリーのライバル、トヨタ RAV4。長きに渡り販売台数を競い合った
最終型となった5代目オデッセイは、それまでの歴代モデルと比較して変更点が多い。低床化に伴い車高も150㎜ほど高く、リアにはオートスライドドアが採用された
5代目オデッセイの7人乗り仕様車に標準装備された2列目プレミアムクレードルシート。オデッセイのスペースユーティリティの高さは突出していた。写真はABSOLUTE・EX(FF) 2列目プレミアムクレードルシート ブラック オプション装着車
ミニバンの常識を覆す車高の低さ、リアにスライドドアではなくヒンジドアを採用するなど、個性が光るモデルだった
世界初となる3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWDR(Super Handling-All Wheel Drive)」を搭載した最終モデル。技術のホンダを象徴する一台だったが……
高級車の歴史に新しい伝説をもたらすクルマであることを目指し、レジェンドという名が与えられた
マイナーチェンジで樟(くすのき)を美しく仕上げた本木目(ほんもくめ)コンソールを採用。上質感溢れるインテリアもレジェンドのウリだった
2021年にはリース専用ではあるが、高速道路上などで条件を満たすとシステムが自動運転走行を開始するLEGEND Hybrid EX・Honda SENSING Eliteも発売されて話題を呼んだ