ルノー アルカナ。4570×1820×1580(全長×全幅×全高)mm、ホイールベース2720mm、最小回転半径5.5m、最低地上高は200mm。215/55R18のタイヤを装着する
ルノー日産のアライアンスで誕生した、軽量高剛性のCMF-Bプラットフォームをベースとして、ルノーがチューニングを加えたシャーシ。高いスタビリティと快適性を提供する
1.6L・直4エンジンの出力は94ps/148Nm、メインモーターは36kW/205Nm、HSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)は15kW/50Nmを発揮する
1.2kWh(250V)の駆動湯バッテリーを搭載し、市街地ではほぼ電動のみで走行可能だという。カタログ燃費は22.8km/L(市街地19.6、郊外24.1、高速23.5)を達成している(WLTCモード)
ACCとレーンセンタリングアシストを組み合わせたトラフィックジャムアシスト(日産のプロパイロットに相当)や360度カメラ、駐車時に自動でステアリング操作をしてくれるイージーパーキングアシスト(※アクセル、ブレーキ、シフト操作は必要)など、先進運転支援システムが搭載されている
前席。黒を基調として落ち着いた印象
後席。各所に入れられたレッドラインがスポーティだ
シート同様、シフトレバーも黒地にレッドラインでまとめている
液晶式メーターはコントラストが高く見やすい
429万円という車両価格を考えると、インパネ中央最上段にあるタッチスクリーンが7インチというのは少し寂しい。ぜひとも次回の改良項目にくわえて欲しい
ハンドリングや直進性は良好で、視界も良く、運転はしやすい
同じCMF-Bプラットフォームを使っているノートe-POWERのような「ヒューン」といった電動車サウンドがない。減速時にシフトダウンをすると「カシャ」という音が聞こえるが、こうしたメカメカしい音は悪くない