新型フェアレディZプロトお披露目!! 実車取材で掴んだ全情報

■新しさと伝統を融合したインパネ

 インテリアも市販車レベルに仕上がっている。

 インパネセンターにドライバー側に向けた3連メーターが配置されているが、これは初代以来のZの伝統。

インパネセンターの3連メーターは歴代Zの伝統だ。今回のプロトタイプ車では3ペダルの6速MTというのがポイント
インパネセンターの3連メーターは歴代Zの伝統だ。今回のプロトタイプ車では3ペダルの6速MTというのがポイント

 メインのメーターパネルは高精細な液晶で、センターに大型のタコメーターが表示されている。

メインのメーターパネルは精細な表示の液晶で、センターに大型のタコメーターが表示されている。レッドゾーンは7000rpmからで、ここが頂点になるレイアウト。液晶表示なので、カスタマイズも可能かもしれない
メインのメーターパネルは精細な表示の液晶で、センターに大型のタコメーターが表示されている。レッドゾーンは7000rpmからで、ここが頂点になるレイアウト。液晶表示なので、カスタマイズも可能かもしれない

 このタコメーターはレッドゾーンとなる7000rpmが真上になる表示。液晶なので、他の表示にもカスタマイズできるのだろう。

今回公開されたプロトタイプは左ハンドルだったが、右ハンドルでもデザインに変更はないはず
今回公開されたプロトタイプは左ハンドルだったが、右ハンドルでもデザインに変更はないはず

 搭載されるエンジンは「V6ツインターボ」とだけ明らかにされているが、スカイラインに搭載される2997cc、VR30DDTTとみるのが妥当だろう。400Rの405ps/6400rpm、48.4kgm/1600-5200rpmを期待したい。

 3ペダルの6速MTの存在をあえてアピールしてきた点にも注目したい。今の時代、スポーツモデルも2ペダルが主流だが、あえて3ペダルの存在を新型Zの特徴としている。

「これはコンセプトモデルではなく、プロトタイプ。市販までに内外装が大きく変わることはない」と田村CPSは力強く明言した。

 新型Zのデビューは来年3月、価格は400万円台からと思われる。

タイヤはダンロップSP SPORT MAXXを装着。→
タイヤはダンロップSP SPORT MAXXを装着。→
→F=255/40R19、R=285/35R19だ
→F=255/40R19、R=285/35R19だ
ブレーキは前後ともに対向ピストンキャリパーで、フロントが6ポット、リアが4ポット。下回りをのぞき込むと、マルチリンクリアサスが見える
ブレーキは前後ともに対向ピストンキャリパーで、フロントが6ポット、リアが4ポット。下回りをのぞき込むと、マルチリンクリアサスが見える
※印はスカイライン400Rの数値。トヨタはスープラをBMWとの協業で蘇らせた。直6エンジンのFRで、ターボのRZの価格は731万3000円だ。新型Zは400万円台からと予想され、価格的には差が大きい
※印はスカイライン400Rの数値。トヨタはスープラをBMWとの協業で蘇らせた。直6エンジンのFRで、ターボのRZの価格は731万3000円だ。新型Zは400万円台からと予想され、価格的には差が大きい

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