■ホンダ、次期型ステップワゴンは2022年4月に投入か?
ホンダは2022年4月に次期型ステップワゴンを投入する方向でスケジュール調整をしています。販売店向けに、「新型ステップワゴンは来期に投入する」旨を通達しているようです。
現行投入後7年が経過するのと、新型ヴェゼルの需要が一巡するタイミングに合わせていると思われます。
次期型はキープコンセプトながら新開発のプラットフォームに1.5Lターボ、改良型2Lハイブリッドを搭載します。ハイブリッド車はこれまで2WD車のみだったのを4WD車も設定して商品ラインナップを強化します。
売りのひとつである、「わくわくゲート」は不評のデザインを変えて引き続き設定する方向で開発を進めています。
上級ミニバンのオデッセイがモデル廃止になるため、上級仕様の「スパーダ」にハイグレードバージョンを設定して、オデッセイの穴埋めをするものと思われます。
■マツダは2022年に複数の新型車を投入へ!
マツダは2022年に複数の新型車を投入し、以降反転攻勢に出る方針です。従来モデルのフルモデルチェンジないしは後継モデル発売は、現行モデルに相当するマツダ2とCX-3のコンパクト2車種が世代交代の時期を迎えます。
プラットフォームは新開発で、パワーユニットは1.5Lガソリンと1.8Lクリーンディーゼルのラインナップとなります。
1.5Lガソリンは3気筒化でマイルドハイブリッドと希薄燃焼&高圧縮比の組み合わせによるSKYACTIV-Xが開発途上にあり、間に合えば実車に採用される可能性もあります。
現行モデルのアメリカ向けCX-3はモデル廃止の可能性もあり、国内専用で世代交代する可能性もあります。またMX-30にはロータリーのレンジエクステンダーモデルの設定もあり、2022年中盤に登場するものと思われます。
■軽自動車の電動化はどうなる??
日本政府は2030年半ばまでに100%ガソリン車を廃止する方針を打ち出しています。自動車業界もこの流れに対応してハイブリッド、プラグインハイブリッド、電気自動車、燃料電池車などの電動車両を投入しつつあります。
軽自動車メーカーは電動車両を実用化できる技術はありますが、登録車よりコスト問題で圧倒的に不利になります。
例えばEV走行可能なストロングハイブリッドであれば、小型車クラスで50万円程度のコストアップになります。一方マイルドハイブリッドであれば、その半分以下の20万円程度ですみます。
同じ軽自動車でもハイトワゴン、スーパーハイトワゴンであれば、車両価格が150万~200万円台であり、マイルドハイブリッドでの対応ならば、市場性を確保できる余地があります。
ただ100万円以下で価格の安さ、低燃費を売りにしているミライースやアルトなどの5ドアハッチバック車だと、大幅なコストアップが難しくなります。
従ってこうした車種は電動化に対応できず、場合によっては生産中止に追い込まれる可能性も充分にあります。
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