各社に明暗!? 新車にも「変化」 激動2020年の自動車界重大ニュース ベスト5


【3】ホンダ 来季をもってF1参戦終了を発表

写真はF1 70周年記念GPで今季初優勝を飾ったレッドブル・ホンダのフェルスタッペン。最終戦も優勝で締め、チャンピオンも見え始めたなか、来季は最後の1年を戦う

 モータースポーツではホンダのF1卒業が激震になった。今まで撤退するとなった場合も、あくまで業績悪化(前回はリーマンショック。その前はホンダの経営難)のため一時的な参戦休止という表明だったものの、今回一歩踏み込み「もうF1から卒業する」という(編注:ホンダ自身は「参戦終了」と表現)。

 ホンダにとってF1との決別=今後世界最速性能を目標とした技術競争をしないということになる。

 ホンダというブランド、F1参戦することによって確立されたと思う。そんなF1に出ないというのだから、ホンダの生い立ちをも否定することになってしまう。

 今後、F1のパワーユニットが燃料電池になったりすることも充分考えられるため、2度と出ないという判断はあまり正しくないような気がします。

 そんななか、2021年は久しぶりの日本人ドライバーがF1に出たり、ホンダのパワーユニットが上り調子になるなど、2021年はなかなか楽しめるシーズンになるかもしれない。

【4】燃費規制強化で国産車に大きな影響

 あまり大きな話題になっていないけれど、2020年から強化された企業別平均燃費基準(CAFÉ)に各社振り回された1年になった。

2020年7月で受注終了したスバルBRZ。同月、スバル全9車種の受注中止し、商品ラインナップを再編開始させた

 最も顕著なのはスバル。大きくて重い車種が多く、しかも2020年からの車種戦略を決めた人達の認識不足のためパワーユニットの省燃費化に遅れを取ってしまったから大変。

 今年は一時大半のモデルの新規受注を停止し、燃費改善しなければならなくなった。さらに燃費悪い2Lの高性能エンジンやBRZまで絶版を余儀なくされてしまう。

 マツダも厳しい。マツダ3を登場させたものの、アクセラ時代にラインナップされていた2.2Lディーゼルを搭載することがでないほど。

 日本だけでなくヨーロッパも2021年からCAFEを厳しくするため、やはりマツダは罰則金の支払いを避けるべく販売台数を絞らなければならない状況。来年からCAFEをクリアするため多くのメーカーが電動化をすすめていくことになるだろう。

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