■トヨタのバックアップで小型車がフル生産を維持
ダイハツが開発し、トヨタにOEM供給しているルーミー、ライズ、パッソの小型車が揃って好調な販売推移を見せています。ルーミーはダイハツブランドでトール、ライズはロッキー、パッソはブーンとしても販売しています。
このうちルーミーとライズは登録乗用車の銘柄別ランキングでベスト10の上位圏内を安定的に確保し、パッソも4月1日に実施した一部改良で好調に転じています。
ダイハツブランドは販売規模こそトヨタブランドに比べると大きく引き離されていますが、従来モデルに比べると健闘しています。生産はダイハツ工業であり、フル生産で供給が行われています。
■ヤリス&ヤリスクロスの人気衰えず
ヤリス&ヤリスクロスは納期が最長7カ月にも及んでいます。5月中旬現在の納期はヤリスガソリンが8月下旬の3カ月待ち、ハイブリッドは10月下旬、ヤリスクロスはガソリンが11月下旬、ハイブリッドが12月下旬です。
組み立てているトヨタ自動車東日本は月産2万台のフル生産で供給していますが、それでも追いつかない状況が続いています。
生産配分は両モデルとも1万台ずつです。
■ホンダ、新型シビック5ドアの発売は今秋以降にずれ込み?
今夏にも発売予定だった新型シビック5ドアは今秋以降にずれ込む見通しになっています。半導体部品の供給遅れで生産の予定が立たないためと思われます。
当初の計画では8月に発売し、スポーツバージョンのタイプRは年末あたりを予定していました。
最近では新型シビック5ドアが年末、タイプRは来春にずれ込む見通しとなっています。新型はイギリス工場が今後閉鎖されることに伴い、タイ製か国内製かの検討が行われているようです。
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