■200系ハイエースから200系ハイエースに乗り替えたオーナー
というわけで、ハイエースの実力はわかってもらえたハズ。続いて現行の200系ハイエースオーナーに愛車の魅力を語ってもらった。オーナーの生の声を聞くことで、真の魅力がわかるからだ。
●お名前:simaumaさん ●年齢:51歳 ●職業:会社員
●ハイエースの年式/グレード:「8代目流星号」2018年式ミドルルーフ・ワイドボディ/スーパーGL。
●購入動機:以前に乗っていた200系の同モデル(今の愛車も同じグレード)を単独事故で廃車に。直すことも検討したが、長距離の移動が多く、長く乗ることも考えて同時期に最新のモデルが出るということで買い替えを決断。
●購入金額:約430万円。40万円ほど値引きしてもらった。車中泊で作ったDIYアイテムの総費用は工具も入れて7万~8万円ほど。
●購入時に考えたライバル車は?:前車と同じDIYアイテムを使うことが前提だったので候補はなし。
神奈川県にお住まいのsimaumaさんは夫婦で、愛犬と一緒にディスクドッグ大会へ参加するため、車中泊をしながら北は茨城県、南は奈良県まで走りまわっている。
「1ナンバーではあるけど、一番遊びに使える」とはsimaumaさんの言葉だが、その言葉を裏付けるように昨年はなんと72回も車中泊をこなしたというツワモノでもあるのだ!
前車も200系ハイエースで10年乗ることを見越して車内にはいろんなDIYが施されていたのだが……。それが単独事故で廃車になったため、新型モデルが出るというタイミングもあり、断腸の思いで購入を決めたという。
以前からトヨタのディーゼルエンジンになじみがあったため(前車は3Lのディーゼルモデル)、新型でも振動も少なく、また音も静かで静粛性も高いことで好印象だとか。
まだ1回目の車検は迎えてないのだが、1年ちょっとですでに2万3000kmを走行! これから順調に走行を重ねていきそう!
●ハイエースの○と×
○/新しい2.8Lディーゼルターボと6ATの組み合わせはグッド! 長い坂道でもキックダウンすることもなく粘りながら登る。足回りは街中ではカタいけど、高速を走ると快適。毎年車検ではあるけど、予約を入れれば2~3時間程度で済んでしまう。
×/フロントシートのヒップポイントが高いので乗り込む時は「よっこいしょ…」となること。
■ハイエースひと筋のオーナー
●お名前:青樹良一さん ●年齢:54歳 ●職業:現在休養中
●ハイエースの年式/グレード:2006年式標準ルーフ・ナローボディ/スーパーGL。
●購入動機:先代の100系ハイエースが排ガス規制で都内では乗れなくなり、200系に買い替えざるをえなくなったため。
●購入金額:約300万円。購入してすぐにカスタムを手がけて総費用は300万円!
●購入時に考えたライバル車は?:100系のスーパーロングロールーフ/ベンツのVクラス。
東京都内在住の青樹良一さんは建築関係の代表を務めている。現在は、体調不良で仕事をお休みしているが、それまでは愛車に乗って日本全国を駆け回り年間で2万~3万km走っていたそう。
荷室も仕事で使う道具が所狭しと積まれており、内部もイレクターパイプを使った2層になっているのだ。カスタムもかなり手が入っており、車高を落としてオーバーフェンダーも付けたが、改造申請も取得済みだ。
それとカスタムした当時は、ローダウンしてエアロパーツを装着したハイエースのカスタムは少なかった。なので、ショップに置いていたら、ある日クルマ雑誌の人にクルマを先に撮影されて、後から取材申請があったとか(笑)。
また、ハイエースの魅力として「ハイエースは世の中で一番カスタムされた車両だと思う」とのこと。早く体調が戻って元気にハイエースを乗り回してほしいです!
●ハイエースの○と×
○/長時間は乗っていても疲れないこと。宮城県の仙台までずっと乗っていても疲れなかった。
×/買った当初からエンジンが調子悪く、何度かエンストを起こしてしまったこと。ロムの書き換えは何回かやっている。以前は備わっていた腰の辺りへのエアコン導風がなくなっていたこと。
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