アクセラセダンの教習車を多く見かけるのはナゼ?
みなさんは、どんな車種の教習車で運転を習ったのだろうか?世代によっても異なるようだが、最近はアクセラセダンの教習車が走っている姿を見ることがけっこう多いと思う。
現在、教習車にはどんな車種が使われているのか?
現在、教習所ではどのような教習車が使われているのかを、全日本指定自動車教習所協会連合会(全指連)に聞いてみたところ……。
「普通自動車は、トヨタではコンフォートやプリウス、マツダはアクセラ、ホンダはシビック、日産はティーダラティオやクルーといった車種を使う教習所がわりと多いのではないでしょうか」とのことで、それに多くはないが最近はEVの日産リーフを使う教習所もあるという。
リーフの教習車は岡山県にある勝英自動車学校のグループ教習所が’11年に導入したのをはじめ、今後普及が進むEVの教育指導を充実させるため、現在は全国的にリーフを採用する教習所がでてきている。
そのほか最近、ちょっと珍しい教習車としてはミニバンのヴォクシー、高速教習車ではレクサスIS、レクサスHS250hなど。ベンツやBMWといった輸入高級車を高速教習車として導入している教習所も増えてきているようだ。
なお、東京と神奈川の5カ所で教習所を展開しているコヤマドライビングスクールでは、アクセラ、BMW3シリーズセダン、BMWX1、日産ジュークの教習車を現在使用。BCでも最近ジュークの教習車を都内で見かけ「こんな教習車もあるのね」と思ったばかりでした。
そして、この教習所でも主力の教習車として活躍しているのがやはりアクセラ。5校で約320台の教習車を導入しているなか約9割がアクセラで、先代モデルだけでなく新型も今年5月から導入しているという。
なるほど。都内でもアクセラ教習車をよく見かけるわけだが、実際の数はどれだけ多いものなのか? マツダ広報によると「教習車の年間需要は3300台前後発生しており、その約3分の1をアクセラベースの教習車が占め、トップシェアになっています」とのこと。
アクセラ教習車は今年6月に’04年の生産開始の初代モデルから累計生産1万台を達成。これまで全国約440カ所(’14年4月末時点)の教習所で導入されているのだそう。やっぱり、アクセラの教習車の数は実際に多かった!
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