ブレーキパッドは厚みが残っていても年数が経ったら寿命
また、ブレーキッパッドはライニングの厚み(残)があるから大丈夫というものでもない。
ブレーキパッドはライニングが摩耗することで止める力を生んでいるため、熱が加わりながら年数が経過すると硬化して摩耗しにくくなる。
すると食いつきが悪くなるため、ブレーキの効きが悪化してくるのだ。特に峠道などでブレーキを使いすぎて焼けてしまったなど、過度のブレーキングで表面を焼いてしまったときは注意が必要だ。
このため、極端な話、5年で1万㎞しか走らずに半分以上残っていたとしても、ダメなときはダメ。
つまり、残量が第一要件なものの年数や使い方で考える必要もある。摩耗末期も同様の理由で確実に効きは悪化しているので注意したい。
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