日産とホンダがついに歴史的提携へ? 突如巻き起こった協業報道!!  目的はEVでの巻き返しなのか

■電池での両社協業が現実的か?

2024年春にホンダから発売されるN-VAN e:。このバッテリーに使われている電池はAESCで日産サクラと同じタイプだったが、現在は別物を採用
2024年春にホンダから発売されるN-VAN e:。このバッテリーに使われている電池はAESCで日産サクラと同じタイプだったが、現在は別物を採用

 では、日産とホンダの協業はないかとなれば、そうでもなかったりする。間もなくホンダが出す「N-VANe:」という電気軽バンは日産が資本を持つ「AESC」というメーカーの電池を採用している。サクラの電池もタイプ違いのAESCだ。同じメーカーから違う電池を買っている。これをまとめたらどうか?

 電池は生産規模でコストが決まってくる。日産にとってもホンダにとってもありがたい。加えてCANや社内要件が関係しないeアクスルや、電動化部品などは共用化できる。

日産サクラにもN-VAN e:と同じバッテリーが搭載されていたが、現在は別物が採用されている
日産サクラにもN-VAN e:と同じバッテリーが搭載されていたが、現在は別物が採用されている

 可能性としては、ここを起点にさらなる協業が進むかもしれない。というのも日産、現在自社開発の軽自動車を三菱自動車で生産している。次期型で開発だけでなく生産も日産にしようとしているようだ。

 ホンダと同じ電池を使うことでコストダウンできるし、社内要件やCNAだって関係なし。うまく行けば国内にかぎらず、世界規模で電池を共用できることだろう。

 電池は電気自動車の基本、そしてコストダウンしようとしたら規模。電池に関する協業は大いに可能性あると考える。というか、日産もホンダも生き残りを戦略のため、電池をはじめとした電動化部品の共用化は積極的に進めるべきだと思う。

【画像ギャラリー】歴史的な提携に!? 「日産&ホンダ」が協業で日本のクルマ界の歴史が変わるのか?(17枚)画像ギャラリー

PR:【期間限定】ガソリンが6ヶ月最大7円/L引き ≫

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

クーペスタイルの次期型ハリアーにロータリー搭載CX-3!? 山野哲也&小山美姫の人馬一体企画も掲載のベストカー5.10号発売中!

クーペスタイルの次期型ハリアーにロータリー搭載CX-3!? 山野哲也&小山美姫の人馬一体企画も掲載のベストカー5.10号発売中!

ちわ! フロントバンパーを外してゴソゴソ整備をしていたら近所のちびっ子に指を指され、愛車ともども「顔…