今年も早いもので数えるばかり、あと数日を残すばかりとなってしまいました。テレビでも2019年に起きた事件やニュースなどが流れ、先日、毎年恒例の「2019ユーキャン新語・流行語大賞」が「ONE TEAM」(ラグビー日本代表チーム)に決まりましたね。
2019年のクルマ界もいろいろありました。多くの人に話題にされて、耳に残る言葉もありました。
さて、忘れっぽい方もいるかと思いますが、ここらでクルマ界の流行語大賞を決めたいと思います。
選者はベストカーでお馴じみの国沢光宏氏、鈴木直也氏、渡辺陽一郎氏という3人の辛口評論家。「これぞ2019年のクルマ界の流行語にふさわしい」と思った順に、1位=20点、2位=19点、以下20位=1位と点を付けてもらって、3人の合計点を集計して2019年クルマ界流行語大賞を決定!
文/ベストカー編集部
写真/ベストカー編集部
初出/ベストカー2020年1月10日号
【画像ギャラリー】クルマ界流行語大賞20位~11位はこちら!
まずは10位~6位。いくつ覚えていますか?
まずは10位からいってみましょう。10位はラリージャパン日本再開催という嬉しいニュースから。
■10位:ラリージャパン
2019年9月27日19時半、「2020年WRC日本ラウンド」の開催が無事、正式に発表されたこと。昨年は見送りになっただけに自動車業界にとっては嬉しいニュースでした。
大会名称は「ラリージャパン」。2020年に開催される全14戦の最終戦として2020年11月19~22日の開催が発表された。
10年ぶりにラリージャパンが日本に帰ってくることで、日本でのラリーおよびWRC人気が盛り上がるといいですね!
関連記事:WRCが10年ぶりに日本に帰ってくる! ラリージャパン2020開催決定!
■ラリージャパン2020 大会概要
・開催日時 2020年11月19〜22日(予定)
・大会名称 Rally Japan
・開催エリア 愛知県内(名古屋市・岡崎市・豊田市・新城市・長久手市・設楽町)および岐阜県内(中津川市・恵那市)の公道
・メイン会場 愛・地球博記念公園(長久手市:通称モリコロパーク)
■9位:リレーアタック
キーを閉まったまま施錠&解錠やエンジンの始動ができるスマートキー採用車を狙った窃盗手段。
スマートキーが常時発している電波を中継して繋ぎ、オーナーから離れた場所にあるクルマを盗むのだ。
家にキーを置いたまま、家の前に置いてあるクルマが盗難されるという、信じられない行為。防犯カメラによって撮られた映像を見た人は、誰もが驚いたハズだ。
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■8位:ゴーン・ショック
2018年末の所得過少報告による逮捕から続く、一連の影響をまとめて「ゴーン・ショック」とした。それまでの経営戦略によるツケも大きく、日産のブランド回復は、なかなか進まない。
2019年12月23日には、集団指導による「3頭体制」の一角を担っている副最高執行責任者(COO)のポストに付いた関潤氏が、退任する意向を固めたという。
関連記事:【蘇れ日産!再生できるのか?】ゴーン後の「日産ラインアップ改善計画」
■7位:ハンズオフ
日産のプロパイロットが2.0になり、スカイラインのHVでは高速道路上で一定条件を満たした場合のみ、手放し運転が可能に。
BMWのものは速度域が60㎞/h以下に限定されるが、未来がすぐそこに来ているという感覚をCMで感じた人が多かったのではないだろうか。
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■6位:上級国民
池袋で母娘を死亡させた暴走事故を起こしながら、逮捕されなかった飯塚容疑者に対し、ネット上で噴出した言葉。同容疑者はすでに書類送検されている。法の下の平等の理念に則り、裁かれてほしい。
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■5位:ドラレコ
ドライブレコーダーの略。先に挙げた「常磐道あおり暴行事件」もあって、装着率が跳ね上がったカー用品。そういう意味では宮Z文Oを受賞対象者にしてもいいが、犯罪者に与える栄光はない。
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■4位:CASE
コネクテッド(つながる)、オートノマス(自動運転)、シェア(共有)、エレクトリファイ(電動化)。それぞれの頭文字でCASE。これを実感した人はどれくらい、いるだろうか? 今後数年間で急速に浸透するに違いない。
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