ステランティスジャパンが米国製自動車認定制度を活用してピックアップトラック「ラム」の2027年の日本導入を発表! やっぱりアメリカンV8サウンドはシビれるぜ!

ステランティスジャパンが米国製自動車認定制度を活用してピックアップトラック「ラム」の2027年の日本導入を発表! やっぱりアメリカンV8サウンドはシビれるぜ!

 ステランティスジャパンはフルサイズピックアップトラック「RAM(ラム)」を、2027年の年明け早々に100台の販売を計画していることを発表。しかも搭載するのは5.7LのV8 HEMIエンジンだ。米国製自動車認定制度によって実現するラムの日本上陸。その魅力と導入の背景に迫ってみたい。

文・写真/ベストカーWeb編集部

全長5.9mの巨体に5.7L V8 HEMIエンジン! ラム1500リミテッドが日本上陸!

全長5900×全幅2090×全高1975mmというフルサイズのピックアップトラック、「RAM(ラム)」が年明け早々に公式発表される
全長5900×全幅2090×全高1975mmというフルサイズのピックアップトラック、「RAM(ラム)」が年明け早々に公式発表される

 まさか、フルサイズピックアップトラックの「RAM(ラム)」が日本で正規販売される日がやってくるとは! アメリカンピックアップ好きにとって、これほどワクワクするニュースはないだろう。

 ステランティスジャパンは2026年11月3日、富士スピードウェイで開催された8ブランド合同イベント「STELLANTIS ALL BRANDS DAY – JAPAN 2026 -」において、フルサイズピックアップトラック「RAM 1500 Limited CREW CAB 5’7″ BOX」の日本導入を発表した。

 発売は2027年年明けを予定しており、最上級グレードの「Limited(リミテッド)」を100台導入する計画だ。

ラグジュアリーなピックアップとしてさまざまな魅力が満載
ラグジュアリーなピックアップとしてさまざまな魅力が満載

 そして気になる日本での販売価格。公式発表は未定とのことだが、おそらく1500万円を少し上回る程度になると予想する。

 今後公開される専用Webサイトでは、年明けのローンチを前に、事前の問い合わせや注文の受け付け、販売店の案内などが行われる予定だという。さらに、販売状況や市場の反応を見ながら、ラインアップの拡充も検討していくというから楽しみである。

 そもそもダッヂブランドのラムというピックアップトラックとして歴史を歩んできたが、2009年からピックアップトラック専門のラムブランドとして独立した。そして、今回の日本導入はラムブランドとしてではなく、ラム1500リミテッド単体の日本導入となる。

 今回導入されるラム1500リミテッドは、ラムシリーズのなかでもラグジュアリー志向の強い最上級モデルだ。まず驚かされるのが、その圧倒的なボディサイズである。

 アメリカ仕様の全長は5900mm、全幅2090mm、全高1975mm、ホイールベースは3670mm。車両重量は2660kgという堂々たるもの。

 しかし、この巨大なボディこそがアメリカンピックアップの魅力。大きなフロントグリル、力強いボンネット、堂々としたキャビン、そして広大な荷台。日本の道路では存在感抜群であることは間違いない。

最高出力395HP、最大トルク556Nmを発生する、5.7L、V型8気筒HEMIエンジン。実際にエンジン音を聞いたが「ドロドロドロ」というよりは「ギャーン」と回るV8サウンド
最高出力395HP、最大トルク556Nmを発生する、5.7L、V型8気筒HEMIエンジン。実際にエンジン音を聞いたが「ドロドロドロ」というよりは「ギャーン」と回るV8サウンド

 そして、なんといっても注目したいのがエンジンだ。搭載されるのは、最高出力395HP、最大トルク556Nmを発生する、5.7L、V型8気筒HEMIエンジン。バリアブルカムタイミングやMDS気筒休止システム、アクティブノイズコントロールなど最新の制御技術を取り入れた第三世代のHEMIエンジンである。トランスミッションは8速ATで、駆動方式はパートタイム4WDを採用する。

 ちなみに2026年4月から米国自動車認定制度を活用し、日本導入が開始されている北米生産モデルのトヨタタンドラは全長5930×全幅2030×全高1980mm、ホイールベースは3700mmで、ラムと近いサイズのフルサイズピックアップトラックとなる。搭載されるエンジンは3.4L、V6ツインターボ(390ps/649Nm)を発生する。価格は1200万円の1グレードとなる。

 重ね重ね言いたいのは、電動化が進む現代にあって、大排気量の自然吸気V8エンジンを搭載したピックアップトラックが日本で正規販売されるということ。

 ではなぜステランティスジャパンは、V8エンジンにこだわったのか? 実は本国では電動化や厳しい排ガス規制、燃費規制などにより、2025モデルイヤーにV8エンジンが廃止され、3L、V6ハリケーンエンジンにとって換わった。しかし、全米のファンからはV8廃止というニュースは悲痛の叫びとなってメーカーを動かした結果、2026モデルイヤーからV8エンジンが復活した。

 ステランティスジャパンではその流れを受け、やはりV8エンジンはアメリカの文化であり、アメリカ人の魂であると認識。日本に導入する際にはV8エンジンにこだわったという。

 さらに、ラグジュアリーピックアップトラックという個性を強調するべく、クラス唯一となる4輪エアサスペンション「アクティブレベル・4コーナーエアサスペンション」を採用。オフロード走行では2インチ(約5㎝)アップするほか、高速走行では2㎝ダウン、乗降の際には2インチ(約5㎝)ダウンすることができる。ドライブモードは「AUTO/SPORT/TOW(牽引)/SNOW/OFF ROAD」という5つを自由に選択できる。

 最大牽引可能重量は5076kg(1万1190lb)を誇る。荷台のサイズは長さ1711mm、幅1270mm、高さ543mmで、容量は1.5立方mを確保。アウトドア用品や大型の荷物を積み込むにも十分なスペースが用意されている。

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