6位:なぜ日本市場で買えない?/日産パトロール
日産パトロールは日本市場ではかつてサファリとして販売されていたクロカン四駆。初代は1965年登場というから歴史あるモデルだ。
2019年9月にはアラブ首長国連邦のアブダビで発表されたビッグチェンジしたパトロールのボディサイズは、全長(牽引フック込み)5315×全幅1995×全高1940mmを誇るアラブの富豪好みのラージサイズSUVだ(最低地上高:273mm)。
エンジンは400ps/560Nmを発揮する5.6L、V8と、同じく275ps/394Nmを発揮する4L、V6も用意されている。
流行りのLEDヘッドライトとフラットに仕立てられたマスクなど今風のエクステリアを与えられてリニューアルされたが、どうですか、この無骨さ。レクサスLXより凄い顔してませんか? 日本でも売れるのではないだろうか。
7位:ランドローバーディフェンダー/72年ぶりに進化したランドローバーの始祖
2019年9月のフランクフルトショーでワールドプレミアを迎え、日本市場でも2019年11月に発表された新型ディフェンダーもひと目でそれとわかる姿を纏っている。洗練された無骨とでもいいましょうか、若者にもウケそうです。
出自を軍用車両に対応できる「オフローダー」であるディフェンダーは、新型のボディはついに新開発されたアルミニウム製モノコック構造を採用。
エンジンもジャガー&ランドローバーの新世代の2L直4ターボ(300ps/400Nm)を搭載。
3ドアの「90」はコイルサスペンション、5ドアの「110」はエアサスペンションを組み合わせるなど、オフロード性能と快適性を両立させる工夫が見られる。
8位:いすゞMU-X/いすゞのアジア向けSUV
いすゞのSUVといえば、ビッグホーンやビークロスなどの名車を思い出しますが、現在でもアジア向けに販売されているのがいすゞMU-X。
2013年に東南アジア地域で発表、2014年に発売した、いすゞがピックアップトラックのD-MAXをベースとして仕立てた、3列/7人乗りのSUV。
ボディサイズは全長4825×全幅1860×全高1825~1860mmという堂々とした体躯で、昔のいすゞSUVを知っている人は乗ってみたいと思うはずだ。MU-Xという車名もウィザード/ミューを思い起こさせ、懐かしい。
搭載されるエンジンは、3L、直6ターボディーゼル(176ps/380Nm)に5速のMT/ATを組み合わせる。
エッジの訊いたマスクとタフさを演出したエクステリア、アジアで強みのあるいすゞが仕立てたピックアップベースという成り立ちに無骨さを感じ、選んでみました。
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